アジアカップ参戦中の乾貴士がベティスからアラベスに移籍! 気になる契約内容は?

2019年01月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

ベティスよりも順位が上のクラブへ!

アラベスへの移籍が決定した乾貴士。 (C) Getty Images

 現地時間1月24日、ラ・リーガのアラベスはベティスから日本代表MFの乾貴士を獲得したと発表。レンタル期間は今シーズン終了までの半年間で、買い取りオプションの有無については両クラブの発表では言及されていない。

 現在30歳の乾は、2015年8月にフランクフルトからエイバルに加入すると、3年間でリーグ戦89試合・11ゴールの好成績をマーク。その活躍が認められ、今シーズンから古豪ベティスに移籍していた。

 開幕当初はコンスタントに出場機会を得ていた乾だったが、その後はキケ・セティエン監督が志向するポゼッション・サッカーの下で苦戦。ラ・リーガでは11月11日のバルセロナ戦(第12節)以降、出場機会を与えられていなかった。

 セティエン監督のチームにおいて、完全に序列を下げていた乾を獲得したアラベスは、今現在、左サイドのレギュラーであるホニー・ロドリゲスが負傷離脱。同ポジションのテコ入れが急務となっていたため、乾はその補強戦略に合致した格好だ。
 
 アラベスは現在リーガ5位で、7位のベティスよりも上位につけており、来シーズンのチャンピオンズ・リーグ出場も見込めるチームだ。乾の獲得は、クラブの悲願でもある欧州カップ戦進出を成し遂げるうえでも重要で、期待値は高い。アラベスは公式サイトで、「このリーグでの経験が豊富なプレーヤーだ」とコメントを寄せている。

 なお、乾は現在、日本代表の一員としてアジアカップに参戦中。チームに合流するのは、大会終了後となる。

 ベティスでは不遇をかこった乾だけに、新天地ではその鬱憤を晴らす活躍を期待したい。
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