激しすぎる争奪戦を制し、バルサが117億円で逸材デヨング獲得へ! 逃したパリSGは“リベンジ”でバルサ主力を引き抜きか?

2019年01月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

バルサと最終交渉へ!

パリSGやマンチェスター・Cらも獲得に乗り出していたデヨングだが、まもなくバルサが射止めそうな情勢だ。(C)Getty Images

 激しい争奪戦は、最終的にバルセロナが制したようだ。

 スペイン『カタルーニャラジオ』の報道として『Marca』紙が伝えたところによると、バルセロナが1月22日、アヤックスのMFフレンキー・デヨングの獲得を決めたという。

 多くのビッグクラブから熱視線を送られ、チームメイトのマタイス・デリフトとともに、その去就が注目されてきた21歳は、一時、移籍先にパリ・サンジェルマンを選んだとも報じられていた。

 だが今回の報道では、選手の代理人がパリSGやユベントス、マンチェスター・シティに断りの連絡を入れたとされている。バルサは早々に取り引きをまとめるべく、23日にクラブ幹部をアムステルダムへ送り、最終交渉に乗り出すとのことだ。

 また、オランダ『De Telegraaf』紙の報道として『Marca』紙が伝えたところでは、パリSGは7500万ユーロ(約97億5000万円)のオファーで争奪戦から撤退。デヨングは9000万ユーロ(約117億円)でバルサに移籍するという。
 
 正式発表が待たれる一方で、スペイン紙『AS』は気になるニュースも報じている。デヨングを逃したパリSGが、バルサ相手に"リベンジ"を狙うかもしれないというのだ。

『AS』紙によれば、バルサの関係者は、「両クラブの関係は以前から良くない。むしろ壊れている」と、バルサとパリSGが対立しているとの見解を示している。そこで、パリSGがバルサ選手の引き抜きに乗り出すことを警戒しているという。

『AS』紙は、7億ユーロ(約910億円)の契約解除金が設定されているリオネル・メッシの引き抜きは「ほぼ不可能」としたうえで、セルヒオ・ブスケッツやサミュエル・ウンティティ、フィリッペ・コウチーニョ、ウスマンヌ・デンベレ、マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンといった選手たちが引き抜き候補になるかもしれないと伝えた。

 はたしてデヨングのバルサ移籍は、パリSGの"リベンジ"につながるのか。今後の進展が注目される。
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