英2部から移籍して早くもマドリーとバルサからゴール! レガネスのデンマーク代表FWに称賛の嵐!

2019年01月21日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

貧打解消の救世主に――。

加入後4試合で2ゴールを挙げたブライスワイト(25)。残留の切り札となるか。(C)REUTERS/AFLO

 まさに大正解の補強と言えるだろう。

 今冬にレガネスに加入したストライカー、マーティン・ブライスワイトだ。

 ミドルスブラ(英2部)からレンタル移籍してきた27歳のデンマーク代表FWは、デビュー3試合目となった1月16日のレアル・マドリー戦(コパ・デル・レイ5回戦・第2レグ)でさっそく結果を残す。

 0-0で迎えた30分だった。右サイドからのクロスに合わせた打点の高いヘッドはポストに阻まれたものの、そのこぼれ球を左足で押し込み、移籍後初ゴールを挙げたのだ。

 試合はこのまま1-0で終了。1-3で落とした第1レグの結果が響いてベスト8には進めなかったとはいえ、マドリーをあと一歩まで追い詰めたこの一発は、強烈なインパクトを与えた。
 
 そしてその4日後――。ブライスワイトはまたしても、鮮烈な一撃を披露する。敵地カンプ・ノウで、今度はバルセロナから同点弾を奪ったのだ(ラ・リーガ第20節)。

 57分、右サイドを駆け上がったFWユセフ・エン=ネシリの折り返しを、滑り込みながら巧みに流し込んだ。

 結局、このゴールの直後に投入されたリオネル・メッシの2点に絡む活躍で、レガネスは1-3で敗れた。とはいえ、スペインの2強から連続得点を決めるブライスワイトの活躍ぶりに、クラブの公式ツイッターには、「この男がチームを強くしてくれる!」「カンプ・ノウでゴールを奪うなんて凄い奴だ」と称賛の声が続々と寄せられている。

 19節終了時点では、リーグワーストタイの17得点と貧打に喘ぎ、残留争いを強いられているレガネス。このニューカマーが、降格回避の救世主になる可能性は小さくない。
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