「生死に関わる問題に等しい試合だ」サウジ代表ピッツィ監督が日本戦に賭ける覚悟を語った|アジア杯

2019年01月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「日本はアジアの目標であり基準だ」

アルゼンチン人の名将、アントニオ・ピッツィ監督。この決戦に賭ける思いは非常に強い。 (C) REUTERS/AFLO

  アジアカップの決勝トーナメント1回戦、日本対サウジアラビア戦がシャルジャスタジアムで現地1月21日に行なわれる。

 試合前日に行なわれた会見で、"グリーンファルコンズ"=サウジアラビア代表を率いるアントニオ・ピッツィ監督は 「トーナメントの試合は、負けたチームが帰国する。この試合は、選手たちにとって生死に関わる問題に等しいのです」とその重要性を強調した。現地紙『GULFNEWS』などが報じている。

「(カタール戦の敗北は)我々にとって気にするべきものではなく、チームはより団結しました。観ている方々は、我がチームが息も絶え絶えだと評するかもしれませんが、私は決勝トーナメントで、大きな期待とサプライズをもたらせる自信があります。グループリーグでの彼らが優勝を目指し、ひたむきに戦っていたことはご存知の通りです」

 とはいえ、"サムライブルー"=日本代表には警戒心を強めているようだ。

「昨年のロシア・ワールドカップで、ラウンド16に到達したのは、アジアでは日本が唯一のチームでした。"サムライブルー"にはヨーロッパの様々なリーグで活躍する選手が10人以上おり、彼らは私たちよりも進んでいることを認めなければならない。日本のサッカーはアジアの基準であり目標です。ですが、私は選手たちが、アジア最強のチームに勝つために必要なことをこなしてくれると信じています」

 キックオフは日本時間20時。これまで何度も対戦し、苦しめられてきたサウジアラビアに対し、森保ジャパンはどう挑むのだろうか。

 ちなみに、現地1月20日に行なわれた決勝トーナメント1回戦で、ヨルダン対ベトナム戦はPK戦の末にベトナム代表が勝利した。日本対サウジアラビア戦の勝者は、準々決勝でベトナムと対戦することになる。
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