【山口|新体制】積極補強に霜田監督も手応え!山口らしいサッカーでJ1昇格を目指す

2019年01月20日 上田真之介

期待の工藤は「全身全霊を尽くしたい」と熱を込めた

山口は新たに11人の選手を迎え入れてスタートする。写真:徳原隆元

 J2のレノファ山口FCは1月20日、山口県宇部市で2019年シーズンの新体制発表会を行なった。
 
 山口の新体制発表会は例年通りサポーターに公開し、選手もウズベキスタン代表に選ばれているドストンを除く全員が登壇した。
 
 2年目の指揮となる霜田正浩監督は「去年1年間で山口がどういうサッカーをするのかを発信できた。それを受けて、ここでサッカーをやりたいという選手が山口を選んで来てくれた」と補強に手応え。J1昇格に向け、「一番大きな目標を皆さんと達成できるよう頑張りたい」と決意を新たにした。
 新戦力は長身のセンターバックや経験あるゴールゲッターが中心。とりわけ柏や広島でプレーした工藤壮人の加入はインパクトが大きく、工藤自身も席上で「1試合でも多くヤマグチ一番(勝利時に歌う山口のチャント)を一緒に踊れるよう、全身全霊を尽くしたい」と熱を込めた。
 
 今季のチームスローガンは「オレンジソウル 山口を魂で染め上げろ」に決定した。「維新」「ファイト」「思考」「前進」「感謝」の5項目の行動指針も定め、「常に新しいことにチャレンジする」(霜田監督)という山口らしいサッカーを追い求めていく。
 
 キャプテンには三幸秀稔が2年連続で就任。三幸は「切磋琢磨し、激しいポジション争いをして、一つひとつのゲームに情熱を持って戦う」と話している。
 
 山口は11人が新加入したほか、昨季はレンタルだった高木大輔と山田元気が完全移籍に移行。計27人体制(1月20日時点)で新シーズンに向けて準備を進めている。
 
取材・文●上田真之介(フリーライター)

【山口新体制発表記者会見PHOTO】溢れる笑顔が魅力的の選手たち。さらなる飛躍を誓う

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