「実力は拮抗していた」という日本戦の後にウズベキスタンの名将が語った森保ジャパンの強みとは!?|アジア杯

2019年01月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ボールコントロールでは勝っていた面も」

自チームの出来に自信を持つクーペル。アルゼンチン人指揮官は「日本代表ではGKのプレーが良かった」と、シュミット・ダニエルを称賛した。 (C) REUTERS/AFLO

 アジアカップ・グループリーグの第3戦、日本はウズベキスタンを2-1で下し、首位での決勝トーナメント進出を決めた。

 一方、敗れたものの2位でグループリーグ突破を決めたウズベキスタン。「ホワイトウルブス(ウズベキスタン代表の愛称)」を率いるアルゼンチン人の名将、エクトル・クーペル監督は試合後の会見で、「実力は互角だった」と胸を張った。

「日本は非常に素早く、前線からハイプレッシャーをかけるサッカーで良いパフォーマンスをしていたが、我々の選手たちも最後までよくプレーしたと思う。何度かゴールチャンスを迎えるも、得点できなかったことは残念だ。ボールコントロールの面では、勝っていた面もある。

 この試合の敗北を経て、我々はより進化できるよう改善しなければならない。すべての選手たちは、よくやった。手応えとしては、我々と日本の実力は"イコール"だったと思う」

 また、日本代表の印象については、こう語っている。

「この試合で我々はチャンスを得たが、日本のGK(シュミット・ダニエル)が良いプレーを見せたので、ゴールは叶わなかった。チーム力については、日本も我々も、この試合でリザーブから先発に抜擢された選手たちが何人かおり、単純には比較はできないと思う。

 ウズベキスタンは左サイドが弱点といわれるが、今日の試合ではピンチ以上にチャンスを演出していた。日本はサイド攻撃が盛んで、我々にとっては失点のきっかけになった。お互いに拮抗していた部分でもあり、強みとなる特徴であると思う」

 そして、次なる相手については「恐れることはない」と付け加えている。

「オーストラリアは、決して簡単な相手ではない。非常に手強い、タフな相手だ。だが我々は疲労からの回復に努め、良い準備をして試合に臨むことを第一に考えるよ」

 決勝トーナメント1回戦のオーストラリア戦は1月21日、日本対サウジアラビア戦の後に行なわれる。
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