【選手権】冬の檜舞台を彩ったヒーローを編集部が厳選!大会ベストイレブンを発表!

2019年01月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

青森山田から最多の5名、準優勝の流経大柏は関川ら2名を選出

尚志の2年生ストライカー染野は5得点で大会得点王に輝くなど、大ブレイク。来季はより一層の飛躍に期待だ。

 今冬の高校サッカー選手権は、2年ぶり2度目となる青森山田の優勝で幕を閉じた。1回戦からファイナルまでそこかしこで激しいバトルが展開され、多くの逸材たちが存在感を誇示。どの選手も今後の飛躍に期待を抱かせるパフォーマンスを見せてくれた。
 
 そこで今回は冬の檜舞台で活躍した選手を厳選し、ベストイレブンとして紹介する。大会を制した青森山田からは三國ケネディエブス(3年)、檀崎竜孔(3年)、バスケス・バイロン(3年)、天笠泰輝(3年)、飯田雅浩(3年)、準優勝の流経大柏からは関川郁万(3年)と藤井海和(1年)をピックアップ。

 また、ベスト4のチームからは準決勝で鮮烈ハットを決めた尚志の染野唯月(2年)、左足で幾多の好機を生んだ沼田皇海(3年)、瀬戸内の快進撃を支えた主将・佐々木達也(3年)を選出した。ベスト8進出組からは矢板中央の後藤裕二(3年)を抜擢。準々決勝では檀崎と互角以上の戦いを見せ、能力の高さを如何なく発揮した。
 
 選手権で可能性を示した逸材たち。彼らが今後どのような成長を遂げていくのか注目だ。
 
【編集部選定!選手権ベストイレブン】
GK
飯田雅浩(青森山田/3年)
勝負所でのビックセーブで窮地を救う。終始、落ち着き払ったプレーでゴールに鍵を掛けた。
 
DF
後藤裕二(矢板中央/3年)
ベスト8で敗れたものの、準々決勝で青森山田の檀崎を見事に封じ込む。攻守で対人の強さを発揮した。
 
関川郁万(流経大柏/3年)
絶対的な自信を持つヘッドで存在感を示す。エアマスターはチームに安心感をもたらした。
 
三國ケネディエブス(青森山田/3年)
準決勝では圧巻ヘッドで千金弾。セットプレーで強みを見せ、スピードを生かした守備も際立っていた。
 
沼田皇海(尚志/3年)
3回戦の前橋育英戦で直接FKを決めて先制点を奪取。高精度の左足は対戦相手の脅威となった。
 
MF
天笠泰輝(青森山田/3年)
青森山田の心臓だ。目立たないが気の利いた動き、プレー精度の高さでチームに欠かせない存在だった。
 
藤井海和(流経大柏/1年)
本田裕一郎監督も「1年生とは思えない」と舌を巻く中盤の逸材。常に水準以上のプレーを見せ、攻守の繋ぎ役を担った。
 
バスケス・バイロン(青森山田/3年)
眩いばかりの"個"を放った技巧派だ。積極果敢なドリブル突破を繰り返し、敵陣に風穴を開けた。
 
佐々木達也(瀬戸内/3年)
初出場で4強入りと、大躍進を果たした瀬戸内の大黒柱だ。攻撃では確実にボールを収め、献身的な守備も光った。
 
檀崎竜孔(青森山田/3年)
決勝で圧巻の2ゴールを挙げ、エースの面目躍如。貪欲に縦へ仕掛けて、攻撃陣をリードした。
 
FW
染野唯月(尚志/2年)
準決勝で衝撃の3発。攻撃の起点して、フィニッシャーを務め上げた"半端ない"点取り屋だ。
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