「10番とか早いわあほ!!」鹿島の新10番を背負う安部裕葵にフランスから愛の鞭!?

2019年01月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

ふたりの深い信頼感を表す昌子らしいエールだ

昨シーズンまでは背番号30番でプレーしていた安部。 写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 1月16日、J1の鹿島アントラーズが新体制・新加入選手会見を実施。2019年シーズンの背番号が発表され、注目の10番は、昨シーズンJリーグのベストヤングプレーヤー賞を受賞した安部裕葵であることが分かった。

 鹿島の10番といえば、神様ジーコ、ビスマルク、本山雅志、柴崎岳、金崎夢生などが背負ってきたエースナンバー。安部は昨年、Jリーグにとどまらず、ACL優勝に貢献、FIFAクラブ・ワールドカップでは中南米王者のグアダラハラ相手に見事なゴラッソを決めるなど、19歳ながら目覚ましい活躍を遂げた。U-19日本代表としてU-19アジア選手権に参加し、今年ポーランドで開催されるU-20ワールドカップの参加権獲得に貢献するなど、日本の将来を背負う存在として期待されている。

 安部は発表後、自身のSNSに新たなユニホーム姿を投稿。サポーターからは「10番似合ってる!」「10番になってくれて嬉しいです…期待してます」「ひろき△(サンカッケー)」「めっちゃカッコイイ!!」など、感嘆の声が続々と寄せられた。

 そんななか、なかなかに厳しいコメントを残した者がいる。今冬にフランス・リーグ・アンのトゥールーズに移籍した昌子源だ。

「10番とか早いわあほ!!」(原文ママ)というコメントと共に、無表情の顔文字を投稿した昌子。安部はそのコメントに返信し、「3番と迷ったんです笑」という言葉とともに謝罪する絵文字で応じている。

 安部は昌子の移籍が決まった際、誰よりも早く「ありがとうございました」と発信していたほど仲が良く、このコメントも昌子らしいエールといえるだろう。

 やり取りを見たファンも「源さんが叱咤激励してくれている」「相当な覚悟で鹿島の10番背負ったんだろーからここ数年の10番を覆すほどの活躍を」「一年でも長く鹿島の10番を背負ってください!でもいつかは海外で活躍してください!」と激励を寄せた。

 ちなみに昨シーズン昌子が背負っていた3番は今回、"空き番"となることが決まっている。

 伝統の10番を背負う若きエースの活躍を期待したい。

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