【アジア杯】「ここまで最高の内容ではない」 決勝T初戦で対戦の可能性があるオーストラリアのメディアが森保ジャパンを分析

2019年01月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「日本は世代交代の真っ最中」

吉田主将の下、日本はトルクメニスタン戦、オマーン戦と、ギリギリでの勝利が続いている。 写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 UAEで開催されているアジアカップ、日本代表は1月17日にグループリーグ第3戦のウズベキスタン戦を控えている。

 すでにトルクメニスタン戦、オマーン戦と連勝し、グループ突破は決定している日本。そこで気になるのが、決勝トーナメント1回戦の対戦相手だ。

 明日のウズベキスタン戦の勝敗によって、グループ1位か2位かが決まる。もし勝って首位通過した場合、決勝トーナメント1回戦で対戦する可能性があるのはグループEのカタールもしくはサウジアラビア。2位で通過した場合は、グループBの2位通過が決定したオーストラリアと対戦することになる。

 オーストラリアは、日本かウズベキスタンのいずれかが相手になるわけだが、米ニュース専門チャンネル「ABCnews」のオーストラリア版は、「サッカルーズ(オーストラリア代表の愛称)にとって、どちらも難敵だ」と評しつつ、日本代表についてはこのように分析している。

「日本は2011年に優勝した際だけでなく、2007年大会の決勝トーナメントでも、我々に勝利している。彼らは2010年、2014年、2018年のワールドカップにも出場している、アジア有数の強豪であることは間違いない。

 ただ、『サムライブルー』は2試合で勝利したにもかかわらず、彼らにとって最高とは言えない内容となっている。原因はおそらく、サッカルーズと同様、世代交代の真っ最中であることが関係している。

 日本代表はロシアW杯で世界に感銘を与えたが、その中心人物たちはアジアカップにはいない。レスターの岡崎慎司、元主将の長谷部誠、Aリーグのスターとなった本田圭佑、ドルトムントの香川真司、そして川島永嗣が不在だ。新しい主将・吉田麻也の下、若返った新たなチームとして変貌する途中であり、完成度は未知数だ」

 一方、ここまでオマーンに2-1、トルクメニスタンに4-0で勝利したウズベキスタンについては、「過去の対戦成績から、サッカルーズの方が有利」としながらも、3得点を挙げているFWエルドル・ショムロドフらを擁する攻撃陣には脅威を感じているようだ。

 同メディアは「どちらが相手でも、サッカルーズは歓迎する」と綴っているが、はたしてオーストラリアと対戦するのはどちらか。ちなみに日本はウズベキスタン戦で、メンバーを一新すると予想されている。
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