母校の青森山田が選手権を制覇!日本からの吉報に室屋成は…|アジア杯

2019年01月14日 本田健介(サッカーダイジェスト)

グループリーグ第3戦に向けては「1位通過することが大事」

オマーン戦の翌日のトレーニングに臨んだ室屋。母校の選手権優勝には喜びを語った。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 アジアカップ・グループリーグの第2戦でオマーンに1-0で勝利し、1試合を残して決勝トーナメント進出を決めた日本は、1月14日、アブダビでトレーニングを行ない、オマーン戦のベンチメンバーや途中出場した武藤嘉紀、伊東純也ら10人が汗を流した。右臀部を負傷している大迫勇也と腰痛の東口順昭はこの日も別メニュー調整となった。
 
 練習後、グループリーグ第3戦のウズベキスタン戦へ意気込みを語ったのは室屋成だ。右SBには酒井宏樹という強力なライバルがおり、ここまで出番はないが、自らの持ち味をアピールしたいと話す。
 
「試合を観ていてプレーしたい気持ちは強いですし、自分が出たらどうしようかと考えています。守備は一番大事ですが、サイドの攻略のところで違いを出したいです。真ん中に入れるためにはサイドの幅を使わなくてはいけない。試合に出ることがあれば上手くバランスを取りたいです。状況や前の選手のタイプによって変わるとは思いますが、自分は仕掛けていく必要がありますし、タイミングよくパスを入れたいです」
 
 チームとしてここ2戦は苦戦を強いられたが、それも想定内だとも語る。
 
「勝つことがすべてですし、勝点3を獲っている事実がすべてなので、周りからは苦戦と言われても仕方がないですが、自分たちは全然、これくらいからペースを上げていこうと考えています。(ウズベキスタン戦では)1位通過をすることが大事です」
 
 ちなみに同日、日本では母校の青森山田が高校選手権を制覇。「凄いですね。僕の時は3年連続でベスト16で負けてしまったので、今は強いですね。嬉しいです」と素直に喜びを語った。日本からの吉報を力に変えて、中東の地での飛躍を誓う。
 
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
 
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