アジアカップのグループリーグ第２戦・日本代表対オマーン代表は１月13日、UAEのザイード・スポーツシティ・スタジアムにおいて現地17時30分にキックオフされた。
 
　日本は初戦から先発２名を入れ替え。１トップには負傷した大迫勇也に代わり、北川航也を起用。ボランチは遠藤航と柴崎岳のコンビ、センターバックは吉田麻也と冨安健洋の組み合わせとなった。
 
　試合は序盤から日本が攻勢を仕掛けた。立ち上がりには堂安律が右サイドを突破してグラウンダーのクロスを上げ、原口元気がシュート。８分にはセカンドボールを拾った南野拓実がエリア内に持ち込んでGKと１対１になり、11分にもロングフィードを受けてエリア内で左足を振り抜く。さらに23分にも南野、堂安と立て続けに決定機を迎えたが、いずれもゴールにはならない。しかし、25分。南野のシュートのこぼれ球を拾った原口が、相手のファウルを誘ってPKを獲得。これを原口自らが決め、日本が先制点を奪った。

　原口は昨年のキルギス戦に続き、森保体制で２点目。昨年のロシア・ワールドカップで奮闘したアタッカーが、このオマーン戦でも存在感を発揮している。