【選手権】決勝は青森山田vs流経大柏!! ともに二度目の優勝を懸けて、いざ頂上対決へ!

2019年01月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

プレミアリーグEASTでは青森山田の1勝1分け。今季3度目の対決の行方は?

青森山田と流経大柏が決勝に駒を進めた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)、徳原隆元

 第97回全国高校サッカー選手権大会は1月12日、準決勝の2試合が行なわれ、青森山田(青森)と流経大柏(千葉)が同14日に行なわれる決勝に駒を進めた。


 第1試合は青森山田と尚志(福島)の東北勢対決となった。前半26分に尚志・染野唯月(2年)のゴールで先制を許した青森山田だったが、後半に入り反撃。札幌入団内定の檀崎竜孔(3年)のPK弾と、福岡入団内定の三國ケネディエブス(3年)のゴールで逆転に成功した。

 しかし尚志はここから底力を発揮。後半23分に再び染野のゴールで同点とすると、同30分にはカウンターからの鮮やかなパスワークで染野がハットトリックとなる逆転弾をゲット。尚志が試合をひっくり返した。追い込まれた青森山田は終盤の42分に交代出場の小松慧がペナルティエリア内で粘り、右足でゴールネットを揺らす。試合は3-3のままPK戦に突入した。PK戦も白熱した展開となったが、これを4-2で制した青森山田が決勝進出を決めた。

 第2試合は初出場の瀬戸内(広島)と前回準優勝校の流経大柏の激突。序盤から勢いの乗ったのは悲願達成に懸ける千葉の雄だった。前半4分に岡本竜(3年)のゴールで先制すると、同10分には1年生ボランチの藤井海和が押し込み追加点。さらに同42分にはセットプレーの流れから鹿島入団内定のDF関川郁万(3年)がヘディングで叩き込み、流経大柏が前半で3点をリードした。

 後半に入っても流経大柏の勢いは止まらず、後半9分に10番の熊澤和希(3年)が正確なトラップから鮮やかなハーフボレーのシュートを決めると、同29分にも渡曾武蔵(2年)が決めて5点目。流経大柏が瀬戸内を圧倒して決勝進出を決めた。

 青森山田対流経大柏のカードとなった決勝は、1月14日に埼玉スタジアム2002で14時5分のキックオフで行なわれる。ともに二度目の優勝を狙う両者は今季、プレミアリーグEASTでの戦績は青森山田の1勝1分けだ。青森山田は2大会ぶり、流経大柏は11大会ぶりの優勝を懸けて激突する。
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