ルーニー、3年連続で“酩酊騒動”を起こしていた…今度は空港で一般客に悪態をついて逮捕

2019年01月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

睡眠薬とアルコールを同時に摂取して…

昨年に逮捕された際に撮られたというルーニーのマグショットがこれだ。 (C) Getty Images

 イングランド・サッカー界のレジェンドが、またも逮捕されてしまった。

 現地時間1月6日、英公共放送「BBC」は、アメリカのMLS(メジャーリーグサッカー)のDCユナイテッドに所属する元イングランド代表FWのウェイン・ルーニーが、昨年12月に逮捕されていたことを報じた。

 同メディアが報じたところによれば、ルーニーが逮捕されたのは昨年12月16日のこと。ワシントンのダレス国際空港で、サウジアラビアからアメリカに戻ったところで、睡眠薬とアルコールを同時に摂取。それによって酩酊した結果、公衆の面前で悪態をついた挙句、現場に駆け付けた警察によって逮捕されたようだ。

 罰金25ドル(約2700円)と91ドル(約9900円)を払ってすでに釈放されているルーニーだが、彼が飲酒絡みの問題で捕まったのはこれが初めてではない。

 2016年11月には、代表戦の直後にホテルでチームメイトらと泥酔し、一般客の結婚式に乱入するなど暴れまわる姿がタブロイド紙などに報じられ、その翌年の8月には、英国北西部チェシャー州にある自宅付近で飲酒運転をして逮捕されていた。後者の事件後には、「完全に間違っていました」と法廷で謝罪。100時間の社会奉仕活動(コミュニティーサービス)に従事した。

 実に3年連続で騒動を起こし、かつての"問題児"としての顔を覗かせているルーニー。そんな主砲に対してDCユナイテッドは公式声明で、「我々はこの問題にメディアが関心を抱いていることを理解している。だが、これはクラブが内部的に処理すべきウェインのプライベートな問題だと信じている。だから、これ以上、この問題についてのコメントはしない」と発表している。

 MLS挑戦1年目で20試合・12ゴールと、あっぱれな戦績を残したルーニー。33歳とセカンドキャリアもちらつく年齢に差し掛かっているだけに、ピッチ外でもプロフェッショナルな振る舞いが求められる。

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