名古屋が助っ人を補強!大宮の"スピードスター"マテウスを完全移籍で獲得

2019年01月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

大宮に感謝の言葉を残して新天地へ

豪快なドリブル突破で敵陣を切り裂き、自らシュートまで持ち込むマテウスの能力が、名古屋でどう生かされるのか注目だ。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 J1の名古屋グランパスが6日、J2の大宮からMFマテウスを完全移籍で獲得したと発表した。

 マテウスは2014年8月にブラジルのバイーアから大宮に期限付き移籍で加入。天皇杯1試合の出場に終わって15年1月に退団になったが、同年7月に再び期限付き移籍で大宮に復帰した。以降は4シーズンに渡って大宮でプレーし、J1通算47試合・7得点、J2通算45試合・12得点という記録を残している。抜群のスピードを生かしたドリブルを武器とするマテウスのプレースタイルは、パスワークを主体とする風間八宏監督のサッカーに良いアクセントを加えてくれるだろう。
 
 24歳のブラジル人MFは、今回の移籍に際して名古屋の公式サイトで「名古屋グランパスの一員として、このチームのユニホームを着て、新しいチャレンジができることをうれしく、そして誇りに思います。自分の全力のプレーをし、チームの勝利に貢献できるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。ファン・サポーターの皆さま、一緒に闘って、一緒に喜びましょう!」とコメント。
 
 また、大宮の公式サイトでは、長文で次のように想いを綴った。

「あけましておめでとうございます。少し長い文章になりますが、自分を支えてくれたクラブ、ファン・サポーター、クラブ関係者、選手の仲間、大宮アルディージャに関わる全ての皆さまに報告いたします。
 
 このたび、サッカー選手として新たなチャレンジに挑戦したいという思いがあり、名古屋グランパスに移籍することを決めました。神の御加護があり、素晴らしいクラブである大宮アルディージャでプレーするチャンスをもらったことに感謝しています。5シーズンにわたって自分を支えてくれた、大宮アルディージャに関わる全ての方々に感謝しています。
 
 どんなに辛いときも熱い応援を続けてくれたファン・サポーターの皆さまに、心からお礼を伝えたいと思います。熱いサポートのおかげで、常に全力でプレーすることができました。自分にとって、いつも戦うための大きなモチベーションでした。素晴らしいファン・サポーターの皆さまには感謝しかありません。少しでも期待に応えられたことは、自分の成長につながったと思っています。熱い応援は一生、忘れません!
 
 大宮アルディージャでたくさんの人々に出会い、様々なことを学ぶことができました。全ての方々に感謝を伝えたいです。また、クラブの歴史の一部に関われたことを誇りに思います。これからはサポーターの一人として、大宮アルディージャを応援し続けます。2019シーズンからは名古屋グランパスの選手になりますが、引き続き応援していただけたらうれしいです。
 
 大宮アルディージャに関わる全ての方々に心から感謝しています。本当にありがとうございました!大宮アルディージャが大好きです!!」
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