中島翔哉の怪我は「右足ふくらはぎの負傷」。回復までに2~3週間とクラブが発表

2019年01月06日 海外日本人

ポルトガルに戻って治療を行なうとのこと

王座奪還を目指す森保ジャパンにおいて南野拓実、堂安律とともに新たな攻撃の要として期待されていただけに、非常に残念な離脱となった。 写真:徳原隆元

 日本サッカー協会が5日、MF中島翔哉(ポルティモネンセ)と守田英正(川崎フロンターレ)が怪我のために代表チームを離脱すると発表。負傷の詳細が明らかになっていなかった中島について、ポルティモネンセ側が詳細を明かした。負傷箇所は右足ふくらはぎで、回復までにかかる時間は2~3週間の見込みだという。

 先日のポルトガル・リーグ第15節、ベンフィカ戦に2-0で完勝した試合に先発していたが中島だが、89分にピッチを退いた。その際に右足を気にしていた中島は、ベンチではアイシングをしている様子が見られた。その後、アジアカップが開催されるアラブ首長国連邦(UAE)に移動したが、代表チームでの健康診断の後に離脱が発表されたという。

「不幸なことに、私たちの"小さな巨人"はアジアカップに参加しないことになった。ベンフィカに勝った試合では筋肉の痛みのため、89分に交代した。翌日、彼はUAEで日本代表に合流したが、健康診断で右足ふくらはぎの筋肉の深層にあるヒラメ筋の損傷が確認された。筋肉が深く届きにくい位置にあるため、回復期間は2~3週間とみられる。これによりショウヤは代表を離脱した。彼はポルトガルに戻り、私たちの医療チームと理学療法士の力を借りて、ポルティモネンセで治療をする。この選択を支持してくれた日本サッカー協会に感謝します」

 この発表は同クラブの会長を含むスタッフが使用しているSNSなども通じて発表され、地元サポーターは「ガンバレ、ショウヤ」「早く治りますように」といった労わりの声を寄せている。

 今冬の移籍が噂されていた中島にとって、負傷による離脱は1月末に閉じる移籍市場にも少なからず影響があると見られる。プレミアリーグのサウサンプトンなどが獲得に乗り出すと報じられているが、果たして――。

 日本代表にはベティスでプレーする乾貴士、そして地元UAEのクラブ、アル・アインでプレーする塩谷司が追加招集された。日本の初戦は1月9日のトルクメニスタン戦となる。
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