本田圭佑は3戦連続のAリーグ欠場…「珍しい」ハムストリングの負傷で全治4週間以上を要する可能性も

2019年01月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「何とも奇妙なことだ」とクラブの指揮官

開幕から絶好調で序盤を過ごした本田だが、怪我で歩みを阻まれることに……。32歳の“助っ人”の勇姿が再び見られるのはいつになるだろうか。写真は、欠場した10節のウェリントン・フェニックス戦。 (C) Getty Images

 ハムストリングの負傷でオーストラリア・Aリーグの2試合を欠場したメルボルン・ヴィクトリーの本田圭佑だが、1月5日(日本時間・同日17時50分~)に行なわれる第11節のウェスト・シドニー・ワンダラーズ戦も出場メンバーから外れた。
 
 昨年末から練習に参加したものの、2日の検査で右太腿の裏側に張りがあることが判明。復帰までに4週間が必要と報道されており、今回の欠場は予想通りだったが、ケビン・マスカット監督によると、本田がピッチに戻るにはもっと多くの時間を要するかもしれない。

「彼の怪我は非常に珍しいものであり、診断した医者によれば、この症状を見たのは30数年も前のことだという。放射線技師にとっても、初めてのケースだとか……。何とも奇妙なことだ」
 
 現地紙『THE AGE』によれば、本田の負傷は通常のケースと部位が異なるとのことで、より深刻であるという。よって、全治までの正確な期間は読みづらいようだ。
 
「本田はリハビリを開始しており、クラブとしても可能な限り早く、彼がプレーできる状態に戻れるよう、懸命に動いているが、いつ復帰できるか分からない。これは珍しい怪我であり、通常のハムストリングの負傷と同じように考えることはできない」
 
 こうマスカット監督は語り、ここまで8試合に出場して5得点3アシストというチーム一の結果を残している背番号4が、予想以上に長く戦列を離れることを覚悟している。本田が欠場した2試合で、ヴィクトリーは連続して引き分けに終わり、順位をひとつ落とす(3位)など、彼の不在の影響は明らか。指揮官も頭を痛めていることだろう……。
 
 ちなみに今節対戦するワンダラーズには、6節にホームで4-0と大勝。そしてその先制点を決めたのは本田だった。果たして今回、敵地に乗り込んだヴィクトリーはどのようなプレーを見せ、結果を残せるか。
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