「新たなチャレンジに向かいます」香川真司がキングカズとの“伝説2ショット”再掲に込めた想い

2019年01月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

愛する“うどん”への感謝も忘れない

ウインターブレイクで帰国中の香川。はたして冬に動くのか、それとも……。(C)Getty Images

 香川真司が波瀾万丈の一年を経て、2019年への決意を新たにした。

 稀代のアタッカーは大晦日に自身のインスタグラムを更新。普段よりもやや長めとなる以下のメッセージを添えた。

「今年1年応援ありがとうございました。2018年自分の目標であったワールドカップがあり、結果としては残念ではありましたが、応援していただいているサポーターの皆さん、支えて頂いたスタッフ、選手一丸で戦えた事を誇りに思います。覚悟と責任を持って迎えたワールドカップ。自分としては、やりきった事は満足しています。目標でもあった2018年。
これからの2019年、今までの経験を糧に新たなチャレンジに向かいます。今年1年本当に応援ありがとうございました。香川真司」

 そして掲載したのが、ロシア・ワールドカップのコロンビア戦で自身が決めたPKゴールのカット数点と、師とも兄とも仰ぐキングカズこと三浦知良(横浜FC)との貴重2ショット写真だ。およそ10年に渡って親交を深めてきた両雄は、ワールドカップ前の5月に3度もカズの自宅で会ったという。大先輩から熱き魂を注入され、ロシアの地で背番号10は躍動した。香川にとっては2018年における忘れられない、メモリアルな時間だったのだろう。

 
 やはり気になるのは、「新たなチャレンジに向かいます」との言い回し。所属するボルシア・ドルトムントではほぼ構想外となっており、香川自身も新たな移籍先を模索している。この冬に動くのか、それとも夏まで待つのか。なにかを決断したようにも響いてくる。

 さらに香川は、年末メッセージの10時間前にユニークな動画も掲載した。ファンの間で筋金入りの"うどん派"として知られており、帰国中の日本で舌鼓を打ったようだ。年越しに「そば」ではなく「うどん」を選んでいるあたりが流石で、「2018年、ありがとう、うどん。また2019年もよろしく!」と麺に囁きかけ、豪快にすすっている。

 今年3月17日に30歳を迎える香川。欧州の舞台でふたたび声価を高めて、数多くのファンが待望している日本代表への復帰も果たすか。その動向にますます注目が集まりそうだ。

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