【2014 J1寸評・採点|21節】清水対鹿島

2014年08月25日 週刊サッカーダイジェスト編集部

清水対鹿島

選手・監督 寸評/採点
※週刊サッカーダイジェスト9.9号(8月26日発売)より
 
[清水]
[GK]
1 櫛引政敏 5 
二度ポストに救われたが、結局3失点。キック精度も不安定だった。
[DF]
28吉田豊 5
カイオの速さに屈してPK献上。球際で粘れず3失点目にも絡んだ。
3 平岡康裕 5 
SBとのギャップを埋められず。素早いカウンターに対応が遅れた。
19 ヤコヴィッチ 5.5 
天皇杯に続きCBで出場。1対1の強さはあったが、守備範囲に難。
2 イ・キジェ 4.5 
背後を狙われて、何度もピンチを招いた。撥ね返し方が中途半端だ。
[MF]
7 本田拓也 5 
要所で気合いを披露も、自身も猛省するパスミスが失点の引き金に。
16 六平光成 5 
崩しに絡む機会はわずか。老獪な相手ボランチコンビの前に沈黙した。
10 大前元紀 5 
1ゴールは殊勲。ただし、身体のキレやパス精度は低調だった印象。
17 河井陽介 5.5 
プレスバック、連動したパス交換。ゴール以外のタスクはこなした。
8 石毛秀樹 5.5 
アシストは好判断だったが、もっと前線で積極性を示したいところ。
[FW]
18 ノヴァコヴィッチ 5.5 
相手を退場に追い込んでから立場が逆転。終盤は鬱憤を溜め込んだ。
[交代出場]
MF 22村田和哉 5 
3失点目の直後に投入されるも、スピードをケアされて怖さが喪失。
MF 11 高木俊幸 - 
縦へ突破できずに、横へ逃げるようなドリブルが目立つ低調な出来。
FW 13 瀬沼優司 - 
必死に動いてボールを呼び込もうとしたが、質の高いパスは入らず。
[監督]
大榎克己 5.5 
3失点目で万事休す。攻撃的なカードを次々と切るも、効果はなし。
 
[鹿島]
[GK]
21 曽ヶ端準 6.5 
防ぎようのない失点。56分のキックミスを除けば、ほぼ完璧な内容。
[DF]
22 西大伍 6 
何度か良い縦パスを通し、守備も問題なし。安定感を取り戻したか。
23植田直通 5.5 
激しく相手にアプローチ。微妙な判定に泣いた反面、自滅した感も。
15 昌子源 6 
悪い流れでもキレることなく、徐々に気持ちとプレーを立て直した。
16 山本脩斗 5.5 
攻撃参加は控え目。ミスはなかったが目立ちもせず、総じて及第点。
[MF]
20 柴崎岳 6 
守備時の位置取りが光る。後半は自ら持ち上がり、勝利に貢献した。
40 小笠原満男 7 
攻守で肝心な場所に顔を出す。2ゴールを除いても、別格の存在感。
33 カイオ 6 
一瞬のスピードを活かした仕掛けでPK奪取。仕事は十分に果たした。
13 中村充孝 5 
イライラのせいか、目立った活躍もなく後半早々にピッチを去った。
28 土居聖真 6.5 
受ける、さばくの判断が秀逸。時間の使い方にセンスが滲んでいた。
[FW]
11 ダヴィ 6.5 
得点への意欲を示し続けてダメ押しヘッド。守備でも献身性を発揮。
[交代出場]
MF 25遠藤 康 6.5 
途中出場で大仕事。裏に抜け出て2点目を呼び込み、3点目も演出。
DF 4 山村和也 6 
植田の退場を受けてCBに入る。以降は清水にチャンスを作らせず。
MF 8 ルイス・アルベルト - 
ボランチで登場。無難に試合を締めたが、出場時間が短く評価なし。
[監督]
トニーニョ・セレーゾ 6.5 
ジャッジに苛立つも、試合の潮目は見誤らない。交代策が奏功した。
 
[試合内容]
主審の曖昧な判定も手伝って荒れた展開に。清水は大前のゴールで先制するも、後半にまずはPKで追い付かれ、7分後には遠藤を倒したイ・キジェが退場。このFKを沈められ、気落ちした清水。その4分後にも失点して完敗を喫す。
 
 
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