「ポルトが獲得に乗り出す!」 中島翔哉の移籍先候補に国内の名門クラブが再浮上? 現地紙が報じる

2018年12月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

プレミア行きの噂から一転、国内移籍が有力に?

ウォルバー・ハンプトンへの移籍が有力視されていた中島翔哉。国内移籍も視野に? (C) Getty Images

 中島翔哉の移籍先について、現地では連日さまざまな情報が飛び交っているが、イングランド・プレミアリーグへの移籍に加え、ポルトガル国内の有力クラブへの移籍が成立する可能性も浮上してきた。

 1月5日からUAEで開催されるアジアカップの日本代表メンバーでもある中島。現在所属するポルティモネンセの会長が「プレミアリーグのウォルバー・ハンプトンへの移籍が8割方決まった」と発言したことから、移籍交渉の進捗が注目されていたが、交渉は停滞しており、今冬の移籍は難しいとの見解も指摘されていた。

 だが、ポルトガル紙『A BOLA』は12月28日付で、「ポルトは中島翔哉の争奪戦にカムバックする」と国内有力クラブへのリーグ内移籍の可能性を伝えている。

「ポルトはポルティモネンセとの良好な関係を利用して、中島争奪戦に参戦する可能性がある。現在ポルトに所属しているアルジェリア代表のヤシン・ブライミは、2019年6月に契約が切れる。契約更新をせず、この1月に"売却"に成功すれば、ポルトはその売却益を移籍金2000万ユーロともいわれる中島の"購入"に充てることができる」

 ブライミは、鋭いドリブルと右足から繰り出される強力なシュートが持ち味のFWで、イタリア・セリエAのラツィオやイングランドのトッテナム、エバートンが興味を示しているという報道がある。2019年6月の契約満了を迎えてしまった場合は、移籍金ゼロでの退団となるため、ポルト側としても今冬に売却したいところだろう。

 ポルトは中島以外にも、クラブワールドカップでの活躍が記憶に新しいアル・アイン(UAE)所属の元鹿島FW、カイオに興味を示していると報じられている。中島はクラブが設定する高額な移籍金がネックになるとの見方もあるが、はたして…。今後はポルティモネンセ側の対応も注目される。
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