ペップやC・ロナウド、そして“不作”続きのバルサ・カンテラについても… メッシ、現地紙で語る

2018年12月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

ネイマールのバルサ復帰については否定的な見解。

『MARCA』紙のインタビュー取材に応じ、多くを語ったメッシ。(C)Getty Images

 スペイン紙『Marca』が12月26日、翌日掲載予定のリオネル・メッシのインタビューを一部抜粋して紹介した。

 4度のチャンピオンズ・リーグ優勝をはじめとする数々のチームタイトルに加え、個人としても5度のバロンドール受賞を誇るなど、メッシはすでにサッカー史の1ページに名を刻んでいる。

 だが、メッシは「サッカーを愛しているけど、すべてに優先されるのは家族だ」と、フットボールよりも家族のほうが大切だとの考えを明かした。

 昨シーズンまで多くのサッカーファンを虜にしてきたクリスチアーノ・ロナウドとの長年にわたる競争については、「クリスチアーノとのライバル関係は、スペクタクルであり、非常に健全で美しいものだった」と振り返っている。
 
 また、バルセロナでともに黄金期を築いた恩師ジョゼップ・グアルディオラ監督にも、「いつか彼とまた一緒に仕事がしたい。最高の監督のひとりだからね」と賛辞を寄せている。

 その一方で、パリ・サンジェルマンに去ったネイマールのバルサ復帰については、「パリSGが手放さないだろう」と否定的な見解を示した。また、規律面での問題がたびたび騒がれるウスマンヌ・デンベレには「本人が望むところにたどり着けるだけの条件は揃っている」と述べた。

 シャビやアンドレス・イニエスタ、ジェラール・ピケ、セルヒオ・ブスケッツといったカンテラ出身の仲間たちと多くを勝ち取ってきたメッシだが、最近のバルサにはカンテラ出身で成功した選手が多くない。

 メッシは「カンテラの選手たちにクラブの未来を託すようにすることが大切だ」と、改めて「ラ・マシア」の重要性に触れた。大エースの言葉がクラブに届き、いつか「新たなメッシ」が誕生する日は訪れるのだろうか。
 
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