神戸の助っ人2選手が退団へ。ティーラトン、ヤセルの期限付き移籍が満了

2018年12月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ヴィッセル神戸は僕の原点です」(ティーラトン)

ティーラトン(左)、ヤセル(右)との契約が満了。両選手ともにクラブへの感謝の言葉を残した。(C)SOCCER DIGEST

 J1のヴィッセル神戸が28日、DFティーラトンとDFアフメド・ヤセルの期限付き移籍満了を発表した。
 
 ムアントン・ユナイテッド(タイ)から今季開幕前に加入したティーラトンは、J1で28試合に出場。精度の高い左足からのクロスを武器に、主に攻撃面で貢献した。「Jリーグでプレーする事が僕の夢でした」と語った同選手は、神戸のHPで次のようにコメントを残している。
 
「Jリーグでプレーする事が僕の夢でした。この夢を叶えてくれたのはヴィッセル神戸。夢を、チャンスを与えてくれた事は心から感謝してます。少しでも恩返ししたいと思い、日々のトレーニング、試合に出るたびに自分のベスト尽くそう思いました。 この一年間はチームとして良い時も悪い時もありましたが、僕にとって全てが意味のある一年間でした。この一年間は自分を知る事が出来て、新しい事も学べました。神戸でサッカーだけじゃなく、人生経験を積むことができたのは僕の宝物です。最後に監督、コーチ、スタッフ、チームメイト、ヴィッセル神戸のサポーターの皆さまへ、いつも僕をサポートしていただき、ありがとうございました。心から感謝しています。もうヴィッセル神戸でプレーできないですが、ヴィッセル神戸のサポーターの一人として、これからも応援し続けます。いつの日か、ヴィッセル神戸に帰って来られたら…その時はまたよろしくお願いします。ヴィッセル神戸は僕の原点です。ありがとうございました」
 
 また、Jリーグ史上初のカタール人選手として今年8月にアル・ドゥハイルSC(カタール)から加入したヤセルは、リーグ戦7試合に出場。同じく神戸のHP上で感謝の気持ちを綴った。
 
「ヴィッセル神戸に関わるすべての皆様のサポートが私にとって大きな力となりました。本当にありがとうございました。非常に良い経験となりましたが、クラブの目標を達成することができず、とても残念な気持ちがあります。また近い将来、神戸でプレーすることができればと願っています」
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