【選手権】次世代のスター候補生を厳選!この冬ブレイク必至の逸材図鑑30~FW編

2018年12月28日 高校サッカーダイジェスト編集部

2年生ながら既にJクラブが争奪戦!桐光学園の西川潤に刮目せよ

U-16代表に加え、12月にはU-19に飛び級で招集された西川。初の選手権に挑む技巧派レフティから目が離せない。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 高校サッカー選手権が12月30日に開幕する。今回で97回目を迎える年末年始の風物詩は来年1月14日に決勝を行なう。熾烈な戦いを勝ち上がり、凱歌を響かせるのは果たしてどこか。日本一を目指す48代表の熱き戦いに興味は尽きない。

 彼らは来年のU-20ワールドカップに挑む世代。青森山田の三國ケネディエブスのように10月のU-19アジア選手権に出場した選手もおり、今大会の活躍次第では日の丸を背負う可能性は十分にある。また、東京五輪世代でもあり、2年後の檜舞台を目指すチームに抜擢されるのも夢ではない。

 たとえ優勝に手が届かなかったとしても、今大会で存在感を示せば、大いにチャンスは開けてくるだろう。今回は冬の主役を虎視眈々と狙っている、逸材候補たちを3回に分けて紹介する。まずはFW編だ。

【PHOTO】次世代のスター候補生を厳選! 選手権を熱くするヒーローズファイル~FW編


【高校サッカーダイジェスト厳選/選手権注目タレント】
Part.1 FW編(No.01~No.10
 
No.01
西川 潤(にしかわ・じゅん)
桐光学園(神奈川)/2年
今大会の主役候補だ。U-16アジア選手権決勝で決勝ゴールを挙げ、日本を優勝に導いた張本人は同大会でMVPに。インターハイでは5人抜きの衝撃弾を決めるなど、準優勝に貢献。初の選手権で伝説の第一歩を刻む。
 
No.02
久乘聖亜(くのり・せいあ)
東山(京都)/3年
京都U-15時代は小柄なボランチとして鳴らしたが、1メートル79センチまで身長が伸びる中でプレースタイルが変化。スペースを見つける力や足下の技術に優れ、ダイナミックな抜け出しからゴールを奪える危険なアタッカーだ。
 
No.03
岩岸宗志(いわぎし・そうし)
星稜(石川)/3年
名将・河﨑監督からの信頼が厚い星稜のリーダー。身体の強さを活かした突破とキープ、決定力の高さが特長で、予選決勝では2ゴールと躍動した。「全国制覇を目ざすけれども、まずは一戦一戦を大事に」と集中する。
 
No.04
大塚尋斗(おおつか・ひろと)
矢板中央(栃木)/3年
初優勝を狙う矢板中央の点取り屋は、U-19フットサル代表という別の顔を持つ。1メートル80センチを超える長身とボディーコンタクトの強さがあるうえ、巧みにボールを引き出して前を向く上手さ、キープ力などの技巧も光る。
 
No.05
渡邉颯太(わたなべ・そうた)
草津東(滋賀)/2年
ダイナミックな動き、打点の高いヘディングシュートなどを武器とする草津東の2年生エース。昨冬の対戦時に「1対1の強さとか高さとか全然通用しなかった」青森山田との再戦が決まり、成長した姿を見せつける覚悟だ。
 
No.06
健太(おか・けんた)
徳島市立(徳島)/3年
50メートル走を5秒台で走る快足アタッカー。爆発的なスピードでサイドを切り裂き、決定的な場面を作り出す。地区大会では準決勝、決勝でいずれもゴール。妹のFW岡百々花も鳴門渦潮の一員として全国大会に出場予定だ。
 
No.07
西村歩夢(にしむら・あゆむ)
旭川実(北海道)/3年
プリンスリーグ北海道の得点王で、"北の新名門"旭川実で昨年から10番を背負う。本人は去年よりもキープ力、得点力が高まったことに手応え。「最後の時間帯で点を取れるところが凄い」と札幌のFW都倉に憧れる。

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