甲府、アカデミー出身のプラチナ世代MFが完全移籍で千葉へ… 一方で徳島からP・ウタカを獲得!!

2018年12月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「自分を見つめ直し、シンプルにサッカー選手として考えた結果…」

甲府から千葉へ移籍する堀米(左)と徳島から甲府へ移籍するP・ウタカ(右)。写真:徳原隆元(堀米)/滝川敏之(P・ウタカ)

 ヴァンフォーレ甲府は12月27日、ユース出身の26歳、MF堀米勇輝がジェフ千葉へ完全移籍することを発表。一方でヴォルティス徳島からFWピーター・ウタカを完全移籍で加入することを発表した。
 
 1992年生まれの堀米は甲府下部組織出身のレフティで、宇佐美貴史、柴崎岳、杉本健勇らとともにU-17ワールドカップに出場した、いわゆる"プラチナ世代"の選手。トップチームではなかなか芽が出ず、2013年に熊本、14年に愛媛への期限付き移籍で武者修行。16年にいったんは京都へ完全移籍したものの1年で甲府へ復帰を果たしたが、今回再び千葉へ完全移籍する運びとなった。
 
 一方、元ナイジェリア代表のP・ウタカは15年に清水エスパルスへの入団でJリーグ入り。16年にサンフレッチェ広島へ移籍すると、この年に19得点を挙げ、J1得点王に輝いている。2017年途中に期限付き移籍したFC東京でシーズン最後までプレーし、日本を離れていたが、18年6月にJ2の徳島ヴォルティスに加入。昨季は18試合・6得点の結果を残していた。
 
 ふたりは甲府を通じて、次のコメントを発表している。
「今回、ジェフ千葉に完全移籍する事になりました。 自分を見つめ直し、シンプルにサッカー選手として考えた結果、凄く悩みましたがこの決断に至りました。甲府に復帰してからの2年間たくさんの応援をいただき、ありがとうございました」(堀米)
 
「来季からヴァンフォーレ甲府でプレーできることが決まり、とても嬉しく幸せに思っています。チームの勝利にゴールやアシストで貢献し、実りあるシーズンを送れるよう、頑張ります! 新しいチームメイト、そして素晴らしいサポーターの皆さんにお会いできることを楽しみしています!」(P・ウタカ)
 
 またクラブは同日、ツエーゲン金沢からDF小柳達司を獲得。一方で、DF秋山拓也が徳島ヴォルティスに移籍することも発表している。
 
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