海外メディアがアジアカップに挑む森保ジャパンを徹底分析! 「キーマンは大迫勇也、注目株は堂安律」

2018年12月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

日本のアジアカップ初戦は1月9日のトルクメニスタン戦

日本代表のキーマンとして名前が挙がった大迫と、若きスターとして注目される堂安。彼らの働きが日本の勝利を左右することもあるだろう。 (C)SOCCER DIGEST

 米スポーツ専門チャンネル「FOX SPORTS」アジア版が、1月5日にアラブ首長国連邦(UAE)で開幕するアジアカップを前に、参加24か国のプレビューを掲載。日本については「5度目の戴冠を目指す、有力な優勝候補」と評している。

「ロシア・ワールドカップの決勝トーナメント1回戦で、ベルギーを2-0でリードした展開は世界に衝撃を与えた。最終的には2-3で敗北したが、すべての人にとって印象に残る試合だった。今大会は代表から引退を発表した長谷部誠、酒井高徳といった面々は不在だが、新たな戦力が加わったことは楽しみな点である」

 また、日本代表のキーマンとしては、FW大迫勇也の名前が挙がった。

「国際的には遅咲きの部類となる大迫勇也だが、ロシア・ワールドカップでは日本代表に欠かせないストライカーとして働き、主要メンバーのひとりであった。彼はスレンダーな体つきにもかかわらず、ベルギー代表DFヴァンサン・コンパニなど物理的に有利な相手との争いも問題なくこなしてみせる。UAEの地で対戦するチームにとっても、彼の働きには泣かされるチームがあることだろう」

 さらに、日本代表で注目の「ヤングスター」には堂安律の名が上がる。「20歳の堂安は、2017年に日本のガンバ大阪からオランダに渡り、エールディビジのフローニンヘンで実力を証明している。森保一監督が彼を無視することは不可能だろう。彼のスピードとスキルは攻撃的なポジションでマルチにプレーすることができ、あらゆる守備陣が手を焼くだろう」と評されている。

 さらに、日本のグループステージ突破は確実視されており、同メディアは「森保監督のチームは堂安、中島翔哉、南野拓実といった新進気鋭の才能をもって新時代の幕開けを示唆している。彼らはアジア最高の舞台となるアジアカップで価値を示すことのできるビッグチャンスを迎えた。新しい古いにかかわらず、これまでの日本代表がどれほどのクオリティの高さを誇っていたかを考えれば、森保ジャパンが目指す最低限の目標は、タイトル獲得ということになるだろう」と締めくくった。

 当の森保ジャパンは、開幕まで2週間となった26日、国内組を中心に国内合宿をスタートした。合宿は12月30日まで行ない、年明けには決戦の地であるUAEに入る予定だ。
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