「今日はこんなゴールを決めて!」神様ジーコが一大決戦に臨む鹿島に“四半世紀前のゴラッソ”でエール!

2018年12月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

39歳の御大がねじ込んだ強烈なドライブシュート!

クラブW杯を戦うアントラーズを現地で支えるジーコTD。自身のスーパーゴール動画で選手たちに“発破”をかけた!? (C)REUTERS/AFLO

 いよいよ今夜、FIFAクラブワールドカップ準決勝でレアル・マドリーとの大一番を戦う鹿島アントラーズ。前日には地元UAEのアル・アインが南米王者リーベル・プレートを撃破する大金星を挙げ、世界を震撼とさせた。流れは悪くない。史上初のアジア勢によるファイナル実現に向け、世紀のアップセットを起こせるか。

 現地入りしている鹿島のテクニカルディレクター、ジーコももちろんこの大一番を楽しみにしている。試合が行なわれる日の午前には、自身のインスタグラムを更新。およそ26年前、まだJリーグ創設前の鹿島で決めたゴールの動画を掲載している。対戦相手は三菱自動車(現・浦和レッズ)で、ゴールまで35メートルの位置でボールを受けた"神様"は迷うことなく左足を一閃! 強烈な弾道のドライブショットがゴールに突き刺さった。

 
 当時39歳。信じられないスーパーゴラッソだ。御大はインスタにこんなメッセージを添えている。

「鹿島アントラーズの三菱、現在のレッズとの試合だ。いまに至る日本での偉大なライバルのひとつで、彼らを相手に我々は2-1で勝利した。今日のレアルとの試合でも、(鹿島の)誰かがこんなシュートを決めてほしいね! ヴァモス!(頑張れ!)」

 はたしてカリスマの願いは叶うのか。運命のキックオフは、日本時間木曜日の午前1時30分だ。

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