【大学サッカー】駒澤大が大阪体育大を破り12年ぶりの決勝進出!! 7度目の大学王座に王手!

2018年12月19日 長沼敏行(サッカーダイジェストWeb編集部)

カウンターで好機を作る駒澤に対し、大阪体育大は前線の突破力を活かして決定機を量産

大阪体育大の浅野(緑)と駒澤大の主将・大塲(赤)が競り合う。写真:徳原隆元

 第67回全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)は12月19日、準決勝の2試合を開催。NACK5スタジアム大宮では、駒澤大対大阪体育大の一戦が行なわれ、駒澤大が2対1で勝ち、22日の決勝に駒を進めた。

 試合は開始3分、駒澤が早くもスコアを動かす。右サイドでボールを受けた中原輝(4年)が左足インスイングでクロスを供給。飛び込んだFW安藤翼(4年)がヘディングで合わせ、ゴールネットを揺らした。

 駒澤はその後も10番を背負う中原のキープ力を頼りに押し込むが、大阪体育大もセカンドボールの争いで先手を奪うと、徐々に攻撃のリズムを掴み始める。そして29分、セットプレーの流れから、林尚輝(2年)がこぼれ球に反応。左足ダイレクトボレーでゴールに叩き込んだ。大阪体育大が同点に追いつく。

 さらに大阪体育大はトップの林大地(3年)が力強い突破力を活かして駒澤ゴールに迫る。しかし再三の決定機もゴールには至らず1-1で前半を折り返す。

 後半も俄然、大阪体育大が押し込む展開となるが、駒澤大がワンチャンスを活かす。58分、カウンターから大阪体育大の裏のスペースを突き、DFのファウルを誘ってPKをゲット。これをキャプテンの大塲淳矢(4年)が冷静に沈め駒澤大が勝ち越しに成功した。
 
 1点のビハインドを許した大阪体育大だが、その後も左サイドを担う浅野雄也(4年)や最前線の林大を中心に好機を創出。60分にはスピーディな崩しから、最後はFWアフラギ・マハディ(3年)が決定的なヘディングシュートを放つが、惜しくも枠を捉え切れず。

 その後も前掛かりに攻める大阪体育大だったが、同点ゴールには届かず、2対1でタイムアップ。駒澤大が大阪体育大を下し、12年ぶりの決勝進出を決めた。
 
 決勝は12月22日、浦和駒場スタジアムで13時にキックオフされる。

【大学サッカー準決勝PHOTO】大阪体育大1-2|駒澤大が12年ぶりの決勝進出、7度目の大学王座に王手!


 
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