注目校・興國高で合同入団会見! C大阪U-18組2名を含め、5名が来季からJの舞台へ!

2018年12月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

U-19代表のブラジル遠征に参加している瀬古以外の4名が会見に参加

右から起、村田、中川、石尾。それそれ会見では来季の抱負に加え、将来の目標を語り、新たな挑戦に胸を躍らせていた。(C)TAMURA PHOTO

 12月18日、興國高でJリーグ内定者の合同記者会見が行なわれた。
 
 出席したのは来季のプロ入りが内定している興國高サッカー部の起海斗(山口入団内定)、村田透馬(岐阜入団内定)、中川裕仁(愛媛入団内定)と、同校のアスリートアドバンスコースに通うC大阪U-18所属の石尾崚雅(金沢入団内定)だ。(今季途中にトップチームとプロ契約を結んだC大阪U-18の瀬古歩夢はU-19日本代表の活動で不在)
 
 壇上に登場した4選手はプロ入りに向け、それぞれ決意を表明。
 
「レノファ山口に入団する起海斗です。ファンやサポーターの皆様に愛される選手になり、将来は日本を代表するプレーヤーになります。応援よろしくお願いします」(起)
 
「FC岐阜に入団する村田透馬です、見ている人が楽しめるようなプレーをして、多くの得点を取れる選手になりたいと思っています。将来は日本代表で活躍できる選手になりたい」(村田)
 
「来シーズンから愛媛FCでプレーすることになりました中川裕仁です。目標は1年目から試合に絡んで、チームに貢献することです。頑張るので応援のほどよろしくお願いいたします」(中川)
 
「来年から金沢に入団することになりました石尾崚雅です。開幕からスタメンを勝ち取って、来年のU-20ワールドカップに出場できるように頑張ります」(石尾)
 
 それぞれ来季のプロ入りに向け、気持ちが高ぶっている様子が窺えた。また、4人の後にはU-19日本代表のブラジル遠征中の瀬古が、ビデオレターで登場。

「来季からC大阪に加入する瀬古と申します。この3年間、興国高校で学んだことを今後のサッカー人生に生かしていけるように頑張っていきたいと思います。来シーズンからトップチームの試合に多く関われるように日々頑張っていきますので、応援のほどよろしくお願いいたします」
 
 インターハイや選手権といった全国大会に一度も出場していないが、サッカー部からは今季の高体連では最多の3名がJ入り。攻撃的なポジションから左SBに転向したレフティの起、類稀な俊敏性がウリの点取り屋・村田、左足の精度が武器の中川。いずれも、ルーキーイヤーから出場機会を得ても不思議ではないタレントだ。

 C大阪U-18に所属する石尾と瀬古は既にJデビュー済みのCBで、U-19日本代表でも活躍をしている。足元の技術に長け、サイズに恵まれた将来豊かな注目株であるのは間違いない。

 今年は、C大阪U-18組と合わせ同校から一挙に5名がJの舞台に進んだ。来季は果たして、何人がプロの門を叩くのか。大阪の新鋭校から目が離せない。
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