モウリーニョ電撃解任! ついに“スペシャル・ワン”を切ったマンU、気になる後任人事は…

2018年12月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

首位と大きく水を空けられ、ついにクビ!

解任の憂き目を見たモウリーニョ。さすがの“スペシャル・ワン”も大不振に喘いだユナイテッドを立て直すことはできなかった。 (C) Getty Images

 電撃的な一報がイングランドから舞い込んだ。

 現地時間12月18日、マンチェスター・ユナイテッドは、ポルトガル人指揮官のジョゼ・モウリーニョを解任したことを発表したのだ。

 2016年5月にユナイテッドに就任したモウリーニョは、1年目にヨーロッパリーグ、2年目にリーグカップとタイトルを獲得した一方で、プレミアリーグでは低迷。昨シーズンには2位になったものの、優勝した宿敵マンチェスター・シティとの勝点差は19と、大きく水を空けられていた。

 迎えた今シーズンも17節を終了した時点で首位リバプールと勝点19差の6位に沈み、5年ぶりのプレミアリーグ制覇からは遠のいていた。
 メインキャストの一人であるポール・ポグバとの確執も浮き彫りになり、チーム内で軋轢を生んでいたとされるモウリーニョ。もはや崩壊寸前であったことを考えれば、ユナイテッドが決断を下すのも無理はない。

 ユナイテッドはモウリーニョの解任に際して、「クラブは彼がマンチェスター・ユナイテッドで過ごした時間と仕事ぶりについて感謝している。そして、ジョゼの将来の成功を祈っている」と声明を発表。そして気になる後任人事については、次のように綴った。

「クラブは新監督について、新しくフルタイムで働ける監督を探している。今シーズンが終わるまでの間は暫定監督が務める」

 ついにチームへショック療法を施したユナイテッド。今年10月にはレアル・マドリーを退任してからフリーとなっていたジネディーヌ・ジダンの電撃就任も噂された監督人事に、引き続き注目だ。
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