元日本代表のハーフナー・マイクがタイへ移籍!ACLで鹿島と対戦の可能性も

2018年12月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

神戸、仙台では出場機会に恵まれず

タイに新天地を求めたハーフナー。195センチの高さは、強力な武器になるだろう。写真:川本学

 J1のヴィッセル神戸が16日、元日本代表FWのハーフナー・マイクが移籍すると発表した。行き先はタイのバンコク・ユナイテッド。2019年シーズン終了までの期限付き移籍となる。
 
 2006年に横浜F・マリノスでプロデビューを果たしたハーフナーは、アビスパ福岡やサガン鳥栖への期限付き移籍を経て、2010年に完全移籍したヴァンフォーレ甲府でブレイク。この年にJ2得点王となる20得点を叩き出してJ1昇格に貢献し、翌11年のJ1でも17得点を挙げてベストイレブンに選ばれた。
 
 その後は、フィテッセ(オランダ)、コルドバ(スペイン)、ヘルシンキ(フィンランド)と海外を渡り歩き、11年から16年にかけて日本代表にも選出された。だが、17年7月に加入した神戸では出場機会に恵まれず。18年7月に期限付き移籍したベガルタ仙台でも、6試合・1得点という結果に終わった。
 
 本人は今回の移籍に関して、神戸のオフィシャルHPで次のようにコメントしている。
 
「ヴィッセル神戸のサポーターの皆さまの前でプレーできないのは残念ですが、タイでチャレンジさせて頂く事に決めました。この決断に関してはとても悩みましたが、今は新しい環境でプレーする事を楽しみにしています。この移籍の実現に動いてくれた両チームのスタッフに感謝しています。引き続き、応援をよろしくお願いします」
 
 なお、レンタル先のバンコク・ユナイテッドは、AFCチャンピオンズ・リーグ(ACL)に予選2回戦から出場。本戦まで勝ち上がれば、プレーオフから参戦する鹿島アントラーズと同組になる可能性がある。
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