英国内で奇妙な動画が話題を集めている。主人公は元イングランド代表FWのレジェンド、マイケル・オーウェンだ。

　12月14日はオーウェンの39回目の誕生日だった。自宅で家族に祝ってもらったのだろう、その日のうちに本人が自身のツイッターでその模様を動画で公開。添えたメッセージは「うちの一番上の子は、独特の方法で私への愛情を表現してきた」。ん？　いったいなにが起こったのか。画面には「誕生日おめでとうダッド。大好きよ」と記されている。

　オーウェン家には４人の子どもがいるが、"一番上の子"とは15歳の長女ゲンマ・ローズさんだ。動画を再生すると、そのゲンマ・ローズさんがまるで総合格闘技家のような身のこなしで、突然父親に襲い掛かっているではないか！　本気の平手打ちを何度か繰り出すも、現役時代にスピードスターとして鳴らした父親に巧みに交わされ、最後はヘッドロックから地面にねじ伏せられてしまう。という、よく分からないオチのムービーなのである。

 

　投稿欄にはファンからの"いじりコメント"が殺到！

「娘を相手に本気になってどうする！　やられろ！」
「きっとエバートン・ファンだな、彼女は。ありがとう」
「なにやってんだこの親子は！　仲がいいのかどうかよく分からん」
「現役時代に怪我ばかりしてたのは、家でレスリングをしていたからか？」
「少し太ったわりには動きがシャープだな！」

　などなど。ツイッターの再生回数は60万回近くを数え、およそ400件のコメントが寄せられている。

　ちなみに英紙『The Mirror』は「父親にロックされた娘だが、彼女は最後までギブアップしなかった。素晴らしいファイティング・スピリットだ！」と茶化した。