森保ジャパンは何番人気? 主要ブックメーカーが「アジアカップ優勝オッズ」を続々公開中!

2018年12月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

覇権争いはロシアW杯出場の4か国に絞られた!?

強豪ウルグアイを撃破するなど、発足から4勝1分けと好調を維持する森保ジャパン。この勢いをアジアカップ本大会に持ち込めるか。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 年明け1月5日にUAE(アラブ首長国連邦)で開幕するアジアカップ2019。日本代表を率いる森保一監督は水曜日に大会登録メンバー23名を発表し、前人未到となる5度目のアジア制覇に向けて万全の体制で臨むと宣言した。

 では、世界は森保ジャパンの力量をどう見ているのだろうか。主要ブックメーカーの「優勝オッズ」はひとつの目安となるだろう。開幕までおよそ3週間に迫るなか、各社は続々とその数値を公開しているが、人気を集めているのは日本、韓国、イラン、そしてオーストラリアの4か国。ロシア・ワールドカップ出場組が上位を占めている。

 英国の最大手『William Hill』社はいまだリリースしていないが、ここでは主要5社──『Bet365』『Betway』『Betbrain』『Odds Portal』『Sportsbet』──のオッズ平均値を集計してお伝えしよう。トップ6は以下の通りだ。

1位:日本 5.10倍
2位:イラン 5.20倍
3位:韓国 5.45倍
4位:オーストラリア 6.70倍
5位:サウジアラビア 10.20倍
6位:UAE 10.75倍

 
 結果は日本が1番手となり、カルロス・ケイロス監督が指揮を執るイランが僅差で2位に付け、森保ジャパンと同様に新政権下で好調なスタートを切った韓国がそれに続いた。同じく新監督にグラハム・アーノルドを再招聘したオーストラリアが6.70倍と少しだけ離れて4位。ワールドカップ出場組のサウジアラビアと、アルベルト・ザッケローニ監督が急ピッチで強化を進めるホスト国・UAEのアラブ2強は二桁オッズにとどまり、4強に次ぐ評価だ。

 今大会から出場枠が16から24に拡大され、よりアジア全域での注目度が高まっているアジアカップ。ほかにも中国やイラク、ウズベキスタン、さらにはタイなどが上位進出を虎視眈々と狙っており、ベスト8以降は先の読めない実力伯仲のトーナメントとなりそうだ。

 日本はグループFに組み込まれた。1月9日にトルクメニスタン戦、同13日にオマーン戦、同17日にウズベキスタン戦を戦う。6つのグループの上位2チームと成績上位の3位・4チームが、ラウンド・オブ16に勝ち進む。
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