今年のベストヤングプレーヤー賞は鹿島の安部裕葵!ACL優勝、U20W杯出場権獲得に貢献した19歳

2018年12月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「この賞は自分ひとりの力ではなく、チーム、先輩方、そして関係者の皆さまが僕をサポートしてくれたので受賞できたと思っています」

U-19アジア選手権やACLでの活躍で、海外メディアからも注目されている安部。 写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 Jリーグは13日、今シーズン最も活躍した若手選手に贈られる「ベストヤングプレーヤー賞」の受賞者を発表。今年は鹿島アントラーズの安部裕葵(あべ・ひろき)が受賞した。

 安部は昨シーズン鹿島に加入した2年目の19歳。今年はJリーグに23試合に出場、2得点を挙げた。クラブとして初となるACL優勝に貢献したほか、U-19アジア選手権にも参加し、来年ポーランドで行なわれるU-20ワールドカップの出場権獲得に尽力した。

 鹿島からのベストヤングプレーヤー賞(新人王を含む)受賞者は柳沢敦(1997年/新人王)、柴崎岳(2012年)、カイオ(2014年)に続いて4人目となり、Jリーグ史上歴代最多輩出クラブとなった。

 受賞にあたり、安部は下記のコメントを発表している。

「ベストヤングプレーヤー賞に選んでいただきありがとうございます。この賞は自分ひとりの力ではなく、チーム、先輩方、そして関係者の皆さまが僕をサポートしてくれたので受賞できたと思っています。そして僕をずっと支えてくれた家族にも、とても感謝しています。クラブワールドカップ出場のため、Jリーグアウォーズへの参加はできませんが、Jリーグを代表して戦ってきますので、皆さま応援よろしくお願いいたします」

 このほかの賞である「最優秀ゴール賞」「ベストイレブン」「最優秀選手賞」は12 月18 日(火)に開催の「2018Jリーグアウォーズ」にて発表。同表彰式はDAZNでライブ配信される。

 ベストヤングプレーヤー歴代受賞者(新人王を含む)は以下の通り。

【新人王】
1993年 MF 澤登正朗(清水エスパルス)
1994年 MF 田坂和昭(ベルマーレ平塚)
1995年 GK 川口能活(横浜F・マリノス)
1996年 DF 斉藤俊秀(清水エスパルス)
1997年 FW 柳沢 敦(鹿島アントラーズ)
1998年 MF 小野伸二(浦和レッズ)
1999年 DF 中澤佑二(ヴェルディ川崎)
2000年 MF 森﨑和幸(サンフレッチェ広島)
2001年 MF 山瀬功治(コンサドーレ札幌)
2002年 DF 坪井慶介(浦和レッズ)
2003年 DF 那須大亮(横浜F・マリノス)
2004年 FW 森本貴幸(東京ヴェルディ)
2005年 FW カレン・ロバート(ジュビロ磐田)
2006年 MF 藤本淳吾(清水エスパルス)
2007年 GK 菅野孝憲(横浜FC)
2008年 MF 小川佳純(名古屋グランパス)
2009年 FW 渡邉千真(横浜F・マリノス)
【ベストヤングプレーヤー賞】
2010年 MF 宇佐美貴史(ガンバ大阪)
2011年 DF 酒井宏樹(柏レイソル)
2012年 MF 柴崎 岳(鹿島アントラーズ)
2013年 FW 南野拓実(セレッソ大阪)
2014年 MF カイオ(鹿島アントラーズ)
2015年 FW 浅野拓磨(サンフレッチェ広島)
2016年 MF 井手口陽介(ガンバ大阪)
2017年 DF 中山雄太(柏レイソル)
2018年 FW 安部裕葵(鹿島アントラーズ)
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