驚異の102億円UP! 9月以降の3か月でもっとも市場価値が高騰したのはドルトムントの18歳!

2018年12月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

サンチョの増額率はなんと806パーセント!

2年目のドルトムントで大活躍を披露する18歳のサンチョ。イングランド代表にも招集された。(C)Getty Images

 今シーズンの欧州サッカーシーンで、もっとも飛躍を遂げた選手のひとりと言えば、ドルトムントのジェイドン・サンチョが挙げられるだろう。

 昨シーズン、マンチェスター・シティからドルトムントに移籍したサンチョは、今シーズンになってブレイク。ブンデスリーガで5得点を記録し、アシストも数多くマークすると、10月には21世紀生まれの選手として初めてイングランド代表にも選出され、デビューを果たしている。

 この活躍を受け、クラブもサンチョとの契約を2022年まで延長。長期契約を結んだことで、18歳の新星はさらに市場価値を高めている。

 スイスを拠点とするサッカー関連調査機関の『CIES Football Observatory』は12月10日、9月1日から12月1日までの3か月間の変動をもとに、市場価値がもっとも高まった選手のランキングを発表。サンチョが断トツのトップに選ばれた。

 市場価値はCIES独自の算出によるもので、9月時点で970万ユーロだったサンチョの価値は、8790万ユーロと飛躍的にアップ。7820万ユーロ増、上昇率806%は、他の追随を許さない堂々の1位だ。
 
 以下は、市場価値増額ランクの上位10名。

1位 ジェイドン・サンチョ(ドルトムント)
■7820万ユーロ(約101億7000万円)増

970万ユーロ→8790万ユーロ

2位 ジョアン・カンセロ(ユベントス)
■4640万ユーロ(約60億3000万円)増

2780万ユーロ→7420万ユーロ

3位 アンドリュー・ロバートソン(リバプール)
■3200万ユーロ(約41億6000万円)増

4780万ユーロ→7980万ユーロ

4位 リシャルリソン(エバートン)
■3100万ユーロ(約40億3000万円)増

4530万ユーロ→7630万ユーロ

5位 ティロ・ケーラー(パリ・サンジェルマン)
■3040万ユーロ(約39億5000万円)増

2430万ユーロ→5470万ユーロ

6位 ベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ)
■2980万ユーロ(約38億7000万円)増

9880万ユーロ→1億2860万ユーロ

7位 サディオ・マネ(リバプール)
■2960万ユーロ(約38億5000万円)増

9570万ユーロ→1億2530万ユーロ

8位 エメリック・ラポルト(マンチェスター・シティ)
■2900万ユーロ(約37億7000万円)増

7450万ユーロ→1億350万ユーロ

9位 トレント・アレクサンダー=アーノルド(リバプール)
■2580万ユーロ(約33億5000万円)増

8340万ユーロ→1億920万ユーロ

10位 キリアン・エムバペ(パリ・サンジェルマン)
■2510万ユーロ(約32億6000万円)増

1億9120万ユーロ→2億1630万ユーロ

 一方、増額率ランキングの上位は以下のようになっている。

1位 ジェイドン・サンチョ(ドルトムント)
増額率:806%

970万ユーロ→8790万ユーロ

2位 マルコ・ロイス(ドルトムント)
増額率:411%

460万ユーロ→2350万ユーロ

3位 モイーゼ・ケーン(ユベントス)
増額率:263%

480万ユーロ→1720万ユーロ

4位 ヤコブ・ブルーン・ラーセン(ドルトムント)
増額率:258%

320万ユーロ→1160万ユーロ

5位 ルーク・ショー(マンチェスター・ユナイテッド)
増額率:237%

1000万ユーロ→3370万ユーロ

6位 エバン・エヌディカ(フランクフルト)
増額率:235%

400万ユーロ→1340万ユーロ

7位 スタンレー・エヌソキ(パリ・サンジェルマン)
増額率:197%

290万ユーロ→860万ユーロ

8位 アイザック・サクセス(ワトフォード)
増額率:195%

400万ユーロ→1180万ユーロ

9位 ジュニオル・フィルポ(ベティス)
増額率:188%

650万ユーロ→1870万ユーロ

10位 ジョナタン・イコネ(リール)
増額率:184%

610万ユーロ→1730万ユーロ

 サンチョの飛躍が示すように、サッカーにおける市場価値は移ろいやすい。2019年以降も価値を保つことができる選手、さらに高めることができる選手はだれになるのか。
 
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