「ナガトモ、半端ないって!」リゼスポル戦で1アシスト、長友佑都の復帰後初アシストに地元サポーターも熱狂

2018年12月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

長友の絶妙クロスで2点のリードを奪うも…

2点のリードを奪い、ガラタサライの勝利かと思われたが…。ガラタサライはCLも含め、直近の公式戦4試合で勝ち星なし。 (C) Getty Images

 12月8日(現地時間)に行なわれたトルコ1部リーグ、シュペルリギの第15節ガラタサライ対リゼスポル戦は2-2で引き分けに終わった。日本代表DFの長友佑都はフル出場し、2点目のエレン・ディルディヨクのゴールをアシストしている。

 10月24日に行なわれたUEFAチャンピオンズ・リーグ(CL)シャルケ戦で肺気胸と診断され、年内の復帰は難しいのではないかと囁かれていた長友だが、11月28日のCLポルト戦から3試合にフル出場。この試合では1アシストと、少しずつ調子が上がっている様子もうかがえる。

 トルコ全国紙『FANATiK』は、「ナガトモが素晴らしいアシスト!」と称賛した。

「ガラタサライのハードワーカー、長友佑都は常にフィールド上で挑戦し続けている。長友はこのリゼスポル戦でフル出場し、2点目のデルディヨクのゴールをアシストした。この日本代表の左SBから繰り出されたボールは、攻撃者の頭にぴたりと合わせたような上質なクロスだった」

 また、トルコ・メディアの『SPOR ARENA』は、「ガラタサライはGKとアーメト・チャルク、オザン・コバク以外の全員が攻撃者だった。前線の選手だけではなく、両サイドのナガトモとマリアーノは火を噴いた」とガラタサライのオフェンシブな面を高く評価。しかし、試合は後半にリゼスポルが2点を返し、ドローで終了。同メディアは「勝てる試合だったがガラタサライは自滅した」と、ここ3試合で勝ち星から遠ざかっているクラブを、やや辛らつに締め括っている。

 とはいえ、現地サポーターも長友の復帰戦から徐々に調子をあげていることを歓迎しているようだ。当該試合をスタジアムで観戦していた日本人ファンらしき人物がローマ字で「NAGATOMO HANPANAITTE」と書いた似顔絵入りの紙を掲げると、それがスタジアムのビジョンにも映し出され、スタジアムがおおいに沸いた。

 ガラタサライは12月12日のCL第6節でポルトガルの強豪ポルトと、15日の国内リーグ第16節で首位イスタンブール・バシャクシェヒルと対戦する。

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