プレミア7連勝で無敗キープのシティ、得失点差が126年前の大記録に迫る圧巻の数字に!

2018年12月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

プレミアでは昨季から21試合連続無敗。

ワトフォードを下して7連勝を飾ったシティ。15節終了時点でゴールの数は45に到達。(C)Getty Images

 マンチェスター・シティは12月4日、プレミアリーグ第15節でワトフォードに敵地で2-1と勝利した。2位リバプールとの勝点差を、暫定ながら5ポイントに広げている。

 英公共放送『BBC』によると、シティは4月のマンチェスター・ダービー以来、プレミアリーグの21試合で一度も負けていない。現在7連勝中の今シーズンも、無敗で首位を快走中だ。

 45得点とリーグ断トツの攻撃力に、リーグ2位の7失点と守備も堅いシティ。『BBC』によると、15節終了時点で「得失点差+38」という数字は、イングランドでは1892-93シーズンのサンダーランド(+39)以来のものだという。
 
 ただ、ジョゼップ・グアルディオラ監督は反省も口にしている。レロイ・ザネとリャド・マハレズのゴールで51分までに2点を先行したシティだが、3点目を決められず、85分に1点を返されるなど、終盤に冷や汗をかく場面もあったからだ。

『ESPN』によると、グアルディオラ監督は「ロッカールームで話したが、我々は最後の25分間から学ばなければいけない」と述べた。

「主審が試合終了の笛を吹く最後の1秒まで、プレーするのを忘れてはいけないんだ」

 それでも、7割を上回るボールポゼッションを記録するなど、シティがゲームを支配したのも確かだ。グアルディオラ監督は、「終盤は同点弾が決まってもおかしくないと思っていた。だが、65~70分間は本当にトップレベルのプレーだったよ」と、チームに賛辞を寄せている。

「アグレッシブで、たくさんボールを奪い返した。2点リードしてから少しコントロールを失い、苦しんでしまったが、それがサッカーだ。ワトフォードは強い。こういう試合ではどんなこともあり得る。だが、全体的には良い試合だった」

 連覇に向けて順調な歩みを見せる王者は、このまま無敗を保ち、記録的な得失点差を伸ばしていくのか。次節は3位チェルシーの本拠地、スタンフォード・ブリッジに乗り込む。
 
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