12月４日、湘南ベルマーレはミキッチと来季の契約を更新しないと発表した。
 
　今季から湘南ブルーのキッドに袖を通したクロアチア国籍のミキッチ。３-４-２-１の右ウイングバックとして活躍を期待されていたが、リーグ戦ではわずか６試合の出場に止まっていた。

　クラブを通じ、ミキッチは下記のようにコメント。
 

「私にとって湘南で過ごした日々は多くの新しい事を学んだ貴重な経験になりました。プレーをする機会を与えてくれた湘南ベルマーレに感謝しています。そして私も湘南ベルマーレとしての初のタイトル獲得、そしてＪ1残留に貢献できたと感じています。

　湘南は日本で一番ハードなトレーニングをするチームであり、そんなチームで過ごしたことで私のコンディションも良く、まだまだプレーできると感じています。来年はまた新しいチームでチャレンジできる事を願っています。

　今季どんな時も声援を送ってくれたサポーター、スポンサーの方々、そして共に戦ってくれたチームメイトとスタッフに感謝します。１年間ありがとうございました」
 
　今後に関しては現時点で未定。コメントにもあるように、来年１月に39歳を迎えるサイドアタッカーの情熱はまるで衰えていない。2009年から17年まで在籍していた広島時代のパフォーマンスは多くの人の目に焼き付いているだけに、今後の動向に注目が集まる。