スペイン紙、ビジャ効果で「日本行きを選択した10人のクラック」を紹介。その選考基準が謎すぎて…

2018年12月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

ジーコは? ストイコビッチは? レオナルドは?

このビジャ(左)やF・トーレス(右)はたしかにクラックだが、ジーコを筆頭に“忘れられた名手”も多く…。(C)Getty Images

 J1のヴィッセル神戸は12月1日、元スペイン代表のダビド・ビジャが来シーズンから加入すると発表した。アンドレス・イニエスタ、ルーカス・ポドルスキとの豪華トリオ結成に、周囲の期待は高まっている。

 Jリーグでは、サガン鳥栖にフェルナンド・トーレスも在籍する。2010年のワールドカップ(W杯)優勝メンバーが3人もプレーするとなれば、世界的な注目度が高まっても不思議ではない。

 ビジャの神戸移籍が発表されたその日、スペインでは『AS』紙が電子版で、「日本へ向かった10人のクラック」という画像ギャラリー記事を公開した。Jリーグでプレーした歴代のクラックを紹介したものだ。
 
『AS』紙が選んだのは、ビジャとイニエスタ、F・トーレス、ポドルスキの4選手に加え、かつて日本にやってきたビッグネームたち。ガリー・リネカー(元名古屋)、ミカエル・ラウドルップ(元神戸)、フリスト・ストイチコフ(元柏)、フッキ(元川崎、札幌、東京ヴェルディ)、ベベト(元鹿島)、ドゥンガ(元磐田)の6選手だ。

 言わずもがな、Jリーグでプレーした大物外国人選手はほかにも大勢いる。日本代表監督まで務めたジーコを筆頭に、ジョルジーニョやレオナルド、ラモン・ディアスといった南米勢や、ピエール・リトバルスキーやギド・ブッフバルト、ドラガン・ストイコビッチといった欧州の名手たちもいた。

 ビジャたちの先輩、フリオ・サリーナスやアイトール・ベギリスタインといった元スペイン代表もJリーグでプレーし、最近ではディエゴ・フォルランが記憶に新しい。ビッグネームのすべてを挙げていれば、キリがない。

 それらの選手たちを追いやり、「10人のクラック」がどのように選ばれたかは分からないが、いずれにしても今後、スペインにおいて日本サッカー界の注目度がさらに高まるのか気になるところだ。
 
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