【2014 J1寸評・採点|20節】G大阪対名古屋

2014年08月18日 週刊サッカーダイジェスト編集部

G大阪対名古屋


選手・監督 寸評/採点
※週刊サッカーダイジェスト9.2号(8月19日発売)より
 
[G大阪]
[GK]
1 東口順昭 6 
二度のビッグセーブを見せた。失点シーンはシュートを褒めるべき。
[DF]
22 オ・ジェソク 5.5 
攻守での奮闘は伝わったが、実を結ばず。80分に途中交代となった。
3 西野貴治 6 
前半にミスから決定機を与えたが、それ以外では安定感を顕示する。
8 岩下敬輔 6 
空中戦や対人での強さが際立つ。西野との連係も、問題はなかった。
4 藤春廣輝 6 
積極的な上がりで攻撃をサポート。守備への切り替えもまずまずだった。
[MF]
15 今野泰幸 6 
スペースを的確にカバーする。失点後は果敢に攻撃にも顔を出した。
7遠藤保仁 6 
前線やサイドへ何本もパスを捌いたが、得点にはつながらなかった。
13 阿部浩之 5.5 
サイドで存在感を示したのは序盤のみ。後半、見せ場はほぼなかった。
11 倉田秋 5.5 
左サイドから積極的に仕掛けたが、相手の守備網を打破できず……。
[FW]
39 宇佐美貴史 6 
センスが光る鋭い突破も、ことごとく相手守備陣に阻まれた。
29 パトリック 6 
縦への推進力と強さを示す。4分のシュートはクロスバーを叩いた。
[交代出場]
MF 10 二川孝広 5.5 
相手のタイトな守備に苦戦。効果的な働きを見せられず試合終了。
DF 14 米倉恒貴 6 
高い位置でボールを受けサイドからクロスを供給。積極性は示した。
FW 9 リンス - 
反撃に出た終盤に3トップの一角に入ったが、効力はほぼなかった。
[監督]
長谷川健太 5.5 
長所を相手に消され、有効な打開策を見出せないまま敗戦を迎える。
 
[名古屋]
[GK]
1 楢﨑正剛 6 
何度か危ないシーンもあったが、集中力を切らさずゴールを死守する。
[DF]
19矢野貴章 6 
粘り強い守備は良い。牟田やダニルソンらと連係しながら守り抜いた。
3 牟田雄祐 6 
局面に応じて冷静に判断。相手に攻め込まれても終始慌てなかった。
4 田中マルクス闘莉王 6.5 
最終ラインを統率。パトリックとの勝負にもほとんど負けなかった。
15 本多勇喜 6 
ポジショニングやクロスの精度にやや難を見せるも、及第点の出来。
[MF]
33 レアンドロ・ドミンゲス 6.5 
身体の重さを感じさせつつも技ありのボレーで殊勲の決勝ゴール。
8 ダニルソン 6.5 
強靭なフィジカルを利した守備で、宇佐美の突破を何度も阻んだ。
28 田口泰士 6 
最終ラインと連係を図りつつ堅守を構築。スペースを上手く消した。
10 小川佳純 5.5 
3試合ぶりの先発だったが見せ場はなく、不完全燃焼のまま交代に。
[FW]
18 永井謙佑 6.5 
36分の決定機こそ外すも、爆発的なスピードで脅威を与えていた。
16 ケネディ 6 
ターゲットマンとしての役割を果たし、永井のスピードを活かした。
[交代出場]
FW 32 川又堅碁 5.5 
新天地でデビュー。フィットするには、もう少し時間が必要だろう。
FW 17 松田力 - 
攻撃面で特長は出せなかったが、相手にプレッシャーを与え続けた。
MF 7 中村直志 - 
わずかな出場時間ながらも勝利を貪欲に求める姿勢は十分伝わった。
[監督]
西野朗 6 
個々の能力を引き出す。約3か月ぶりに勝利し、監督通算250勝を達成。
 
[試合内容]
2トップの宇佐美、パトリックにボールを集め攻勢に出たG大阪だが、名古屋の徹底した守りに手を焼き崩せない。拮抗した展開のなか、78分に隙を突かれて失点。攻撃に圧力をかけて反撃に出たが、最後までゴールが遠かった。
 
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