清水vs神戸戦で暴挙のウェリントンは3試合の出場停止。GK投げ飛ばしにはお咎めなし

2018年11月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

マッチコミッショナーから看板を損壊させたと報告

ウェリントンには1試合2枚の警告による退場と合わせ2試合の出場停止処分が科された。(C) J.LEAGUE PHOTOS

 Jリーグの規律委員会は11月30日、J1リーグ33節・清水エスパルス対ヴィッセル神戸でのウェリントンの行為に対して処分を発表した。

 その処分内容によると、ウェリントンには試合中に科された1試合2枚の警告による退場処分のほか、2試合の出場停止が科される。合わせて3試合の出場停止となる。出場停止試合は、最終節のベガルタ仙台戦のほか、直近に行なわれる公式戦2試合となる。

 そして、ウェリントンに対する処分理由については、規律委員会から次のように発表されている。
「2018年11月24日(土)2018明治安田生命J1リーグ 第33節(清水エスパルス vs ヴィッセル神戸)の試合においてウェリントン選手が看板を損壊させたとマッチコミッショナーより報告があった。Jリーグ規律委員会にて同行為について映像を用いて確認・検証し、ウェリントン選手にも事実関係を確認した。

 上記の事実関係の確認を踏まえ、(公財)日本サッカー協会 競技および競技会における懲罰基準に照らして審議した結果、同選手が退場を命じられピッチから退く際、清水ベンチ裏に立て掛けられていた看板を蹴り損壊させた行為は「選手等による競技場又はその周辺関連施設における故意による器物破損行為」に該当すると判断、2試合の出場停止処分とする。」
 
 試合ではレッドカードが提示された後、なだめに入った清水GKの六反勇治を投げ飛ばすシーンなども見られたが、処分理由からは、これに関してお咎めはなかったと言えそうだ。

次ページ【動画】清水戦終盤の乱闘騒ぎ! ウェリントンが激高して相手GKを…

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事