バルサ、ラフィーニャの長期離脱で1月補強か? 早くも新戦力候補にポグバやラビオらの名が…

2018年11月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「すべてを検討しなければ」バルベルデ監督も補強の可能性を認める。

アトレティコ戦で左膝前十字じん帯断裂の大怪我を負っていたラフィーニャ。今シーズン中の復帰は絶望的となった。(C)Getty Images

 バルセロナは先日、ラフィーニャが左膝前十字じん帯の断裂で離脱することを発表した。11月24日のアトレティコ・マドリー戦で負傷したラフィーニャは、12月4日に手術を受ける。

 昨シーズン後半戦でインテルにレンタル移籍していたラフィーニャは、バルサに戻った今シーズン序盤も出場機会に恵まれなかった。だが、先月リオネル・メッシが負傷離脱した際に代役を務めるなど、ここまで公式戦8試合に出場している。

 じん帯断裂とあり、ラフィーニャの離脱が長期に及ぶのは避けられない。『ESPN』によると、バルサのエルネスト・バルベルデ監督は27日、「検討しなければいけない」と、1月のマーケットでラフィーニャの代わりとなる選手を獲得する可能性があることを認めた。

「ラフィーニャの怪我には驚いた。アトレティコ戦では最後までプレーできていたからね。それが日曜になって重傷であることが判明したんだ」

「我々はすべてを検討しなければいけない。1月の移籍市場も近づいている。状況をよく見て、どうすべきかを考えなければいけない」

『ESPN』は、バルサがパリ・サンジェルマンのアドリアン・ラビオやアヤックスのフレンキー・デヨングに関心を寄せていると報道。マンチェスター・ユナイテッドのポール・ポグバについては、クラブ内で意見が割れていると伝えた。

 一方で、バルベルデ監督は、カルレス・アレニャやデニス・スアレスといった既存メンバーの出場機会が増える可能性も示唆している。
 
 また指揮官は先日から話題をさらっているウスマンヌ・デンベレにも言及。アトレティコ戦で終了間際に値千金の同点弾を決めたこのフランス代表の起用について、「彼が先発出場すれば、相手チームのバランスを崩すことができる」と述べた。

「彼は途中出場でも、試合の流れを変えることができるんだ。私はその能力を高く評価している。試合の流れを変えられる選手がいるのは重要なことなんだ。それはだれもが持つクオリティーではないからね」

 規律面を巡って去就も騒がれるデンベレだが、『ESPN』はバルサが1月に同選手を売ることはないと報じている。

 冬の移籍マーケットのオープンまで約1か月、欧州王者への返り咲きを狙うバルサの動きに注目だ。
 
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