【CL展望|ローマ対レアル・マドリー】勝てばベスト16進出が決まる大一番! いずれも国内では不振に喘ぐが…

2018年11月27日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

主砲ゼコがマドリー撃破の鍵を握る!

故障者/ローマ=デ・ロッシ(MF)、パストーレ(MF)、ペッレグリーニ(MF) レアル・マドリー=ナバス(GK)、バジェホ(DF)、ナチョ(DF)、オドリオソラ(DF)、レギロン(DF)、カゼミーロ(MF)
出場停止/ローマ=なし レアル・マドリー=なし

チャンピオンズ・リーグ グループG第5節
ローマ対レアル・マドリー
11月27日(火)21:00キックオフ(日本時間11月28日 5:00)/オリンピコ


 グループ首位のレアル・マドリーと、同勝点で2位につけるローマが今夜、ローマの本拠地オリンピコで激突する。両チームにとっては、勝てばグループステージ突破が決まる重要な一戦となる。

 直近のセリエAの試合でウディネーゼに敗れ、欧州カップ戦の出場圏外となる7位に転落するなど調子の上がらないローマは、怪我人が多く、ベストメンバーを組めない苦しい状況が続いている。

 とりわけ、ベテランのダニエレ・デ・ロッシ、新戦力のハビエル・パストーレ、期待の若手ロレンツォ・ペッレグリーニと、レギュラークラス3枚が抜けた中盤の戦力不足は深刻だ。
 
 そんなローマで勝利の鍵を握るのは、4試合で5ゴールと抜群の決定力を発揮しているエディン・ゼコだろう。中盤のサポートがなくとも、体格を生かしたプレーで、ロングボールやクロスからゴールを奪う点取り屋の爆発に期待がかかる。

 低迷しているのはマドリーも同じだ。サンティアゴ・ソラーリ新監督就任後の初黒星となった24日のエイバル戦は0-3で完敗。リーガでは早くも5敗目を喫し、6位に低迷。こちらも攻守の要であるカゼミーロが怪我で欠場するなど、中盤の構成に苦しんでる。ローマ戦では、ダニ・セバジョス、あるいはトニ・クロースあたりがアンカーを務めることになりそうだ。

 9月の対戦ではマドリーの強力な攻撃陣を抑えることが出来ず、0-3で敗れたローマ。彼らにとっては、ここがグループ最大のライバルを叩く絶好のチャンスと言えるだろう。勝点3をもぎ取ってベスト16進出を決め、上昇気流に乗って行きたいところだ。
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