バルサ&マドリーがNBA勢を抑えて平均サラリーのトップ2に! C・ロナウド獲得のユーベは32位から9位に急上昇

2018年11月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

プレミアリーグ全体の平均年俸はセリエAのほぼ倍額。

平均サラリーのトップ2に立ったバルサとマドリー。このまま“人件費”は高騰を続けるのか。(C)Getty Images

 リオネル・メッシやクリスチアーノ・ロナウドといったスーパースターたちのサラリーは、天文学的な数字になりつつある。

 実際に、クラブが支払う人件費にも影響しているようだ。英紙『Guardian』によると、349チームを対象とした『Global Sports Salary Survey』の「トップチーム平均サラリー調査」では、バルセロナがトップに立っている。

 13か国の8スポーツ、13リーグを対象にした調査によれば、バルセロナの平均サラリーはボーナス前で1045万ポンド(約15億1525万円)で全体の1位。2位はレアル・マドリーの810万ポンド(約11億7450万円)で、スペインのビッグ2が3~8位を占めたNBA勢を抑えている。

 バルサの場合、メッシのサラリーが全体の平均を上げている。それはC・ロナウドも同様だ。夏に同選手を獲得したユベントスは、前回の32位から9位へと大きく順位を上げている。

 トップ10最後の1枠に入ったのは、653万ポンド(約9億4685万円)のマンチェスター・ユナイテッドだった。プレミアリーグのクラブでは、593万ポンド(約8億5985万円)のシティがユナイテッドに続き、全体の20位にランクイン。チェルシー、アーセナル、リバプールも40位以内に入っている。
 
 これらのデータからもプレミア勢の裕福さは明白で、全クラブの平均は週給5万5714ポンド(約808万円)。年俸換算で299万ポンド(約4億3355万円)となり、ラ・リーガ(220万ポンド/約3億1900万円)を36%も上回る。150万ポンド(約2億1750万円)のセリエAと比べれば、ほぼ倍額だ。

 その他のリーグでは、ブンデスリーガの全クラブの平均年俸が140万ポンド(約2億300万円)で、リーグ・アンが90万ポンド(約1億3050万円)。以下、中国のスーパーリーグ(80万ポンド/約1億1600万円)、ロシア・プレミアリーグ(70万ポンド/約1億150万円)、トルコ・シュペルリギ(60万ポンド/約8700万円)と続いている。

 世界的なサッカーの発展とともに、高騰を続けてきた人件費。この傾向は、今後も変わらずに続くのだろうか。
 
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