鹿児島が悲願のJ2昇格を達成!! 三浦監督は1万人超のサポーターへ「みなさん、おめでとう!」

2018年11月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

引き分け以上で昇格が確定する試合で勝ち切る

ホーム最終戦でJ2昇格を決めた鹿児島。悲願の初昇格となった。(C) J.LEAGUE PHOTOS

 J3リーグは11月25日、各地で33節の4試合が開催され、白波スタジアムでは鹿児島ユナイテッドFC対アスルクラロ沼津の一戦が行なわれ、鹿児島が1対0で勝利。初のJ2昇格を決めた。

 前日に3位の群馬が敗れていたことで、沼津戦に引き分け以上で昇格が決まる鹿児島は、立ち上がりから敵陣に押し込みチャンスを創出。開始9分にはキャプテン赤尾公が左足で狙うも、惜しくも相手のブロックに阻まれてしまう。

 すると沼津も反撃に打って出て、縦に速い攻撃で好機を掴むと30分には砂森和也が抑えの効いたシュートを放つが、これは枠を捉え切れず。前半はスコアレスで終えた。

 後半に入っても、両チームともに決定機を作るもののゴールが遠い展開に。しかし74分、ついに鹿児島に待望の先制ゴールが生まれる。右サイドへの展開から、野嶽惇也がファーサイドへクロスを供給。これを回り込んでいた中原秀人が左足で押し込んだ。

 その後、鹿児島は沼津の反撃を無得点に抑え、1対0でタイムアップ。この勝利によって勝点を57に伸ばした鹿児島が初のJ2昇格を決めた。

 試合後、インタビューで感想を問われた三浦監督は、白波スタジアムに集まった今季最多1万916人のサポーターに向けて「みんな、おめでとう!」と声を掛けると、「選手とはトレーニングから本当に過酷にやってきた。そういう意味では感謝です」と、選手の頑張りを讃えた。さらに、「このスタジアムがいっぱいになるなんて感動です。ありがとうございます」と、大入りとなったスタジアムに感激し、感謝の意を示した。
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