ベティスの乾貴士、ベンチ入りも出場はナシ。チームはビジャレアルに敗れて順位をふたつ下げる

2018年11月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

ピッチに立てなかったのはリーガで5試合目。

ポジション内での序列を下げている乾だが、ここからの巻き返しに期待したいところだ。(C)Getty Images

 現地時間11月25日、ラ・リーガ第13節が行なわれ、16位ビジャレアルと12位ベティスが対戦。試合はビジャレアルが2-0で、今シーズンのホーム初勝利を飾った。敗れたベティスの乾貴士は、ベンチ入りこそしたものの出場はなかった。

 スコアレスドローで前半を終えた試合は、後半開始直後に動いた。52分、CKからFWジェラール・モレーノがヘッドで合わせてビジャレアルが先制すると、その2分後には、33歳の司令塔サンティ・カソルラのヒールパスを受けたカンテラ所属の19歳FW、サム・チュクエーゼが豪快な左足の一撃を突き刺し、リードを2点に広げた。
 
 ベティスのキケ・セティエン監督は、61分にクリスティアン・テージョを、64分にジオバニ・ロ・チェルソを投入して反撃を狙うが、ボールこそ支配しながらも肝心のゴールが奪えない。

 そして69分、指揮官はついに3枚目のカードを切る。キャプテンのホアキン・サンチェスに代わってピッチに送り込まれたのは、乾ではなくFWのセルヒオ・レオンだった。

 ベティスは90分、そのS・レオンのパスを受けたロ・チェルソのゴールでようやく1点を返したものの、時すでに遅し…。勝点3を持ち帰ることはできず、暫定ながら順位も12位から14位へ落としている。

 ちなみに乾がピッチに立てなかったのは、リーガではこれが5試合目。直近の4試合は終盤に出場したバルセロナ戦のみの出場となっている。
 
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