C・ロナウド、14シーズン連続の二桁得点! ユーベ入団後16試合目での達成はインザーギやイグアインをも上回る早さ

2018年11月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

ユーベ関係者は「彼がバロンドールを受賞できないなんて」

16試合目にして二桁得点に到達。入団直後の不振が嘘のように、C・ロナウドはゴールを量産している。(C)Getty Images

 ユベントスは11月24日、セリエA第13節でスパルにホームで2-0と勝利した。12勝1分けと圧倒的な成績で首位を快走する王者は、暫定で2位ナポリとの勝点差を9としている。

 29分の先制点でチームに勝利を引き寄せたのは、エースのクリスチアーノ・ロナウドだ。イタリア挑戦1年目の今季、開幕から3試合ノーゴールだったC・ロナウドだが、その後はコンスタントにネットを揺らし、これで9ゴール。暫定ながら、ついに得点ランクの首位タイに浮上した。

 チャンピオンズ・リーグ(CL)でも1ゴールをあげているC・ロナウドは、これで早くも二桁得点を達成。加入後16試合目での達成は、ダビド・トレゼゲ(29試合目)、カルロス・テベス(23試合目)、ゴンサロ・イグアイン(20試合目)、フィリッポ・インザーギ(18試合目)など、ユーベの歴史を刻んだ先人たちを上回る早さだ。

 また、イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は、C・ロナウドの二桁得点達成が14シーズン連続であることに加え、ゴールを決めた相手チームの数が140にのぼると報道。スポルティング・リスボン、マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリー、そしてユーベでプレーしてきたC・ロナウドの偉業を伝えている。
 
 それだけに、ユーベ関係者からは、C・ロナウドが今年のバロンドールを受賞できないのはおかしいとの声も上がった。

 CL得点王に輝き、マドリーを前人未到のCL3連覇に導いたC・ロナウドだが、今年のバロンドール争いではルカ・モドリッチ、ラファエル・ヴァランヌ、キリアン・エムバペの後塵を拝すと言われている。

 それでも『Tuttosport』紙によると、ユーベのファビオ・パラティチSDはスパル戦の前に、「議論するまでもない。サッカーの歴史上、もっとも重要な選手のひとりだ」と、C・ロナウドを絶賛した。

「本人は落ち着いていると思う。だが私は、CLで15ゴールを決め、その多くが決定的な得点だった彼がバロンドールを受賞できないなんて、おかしなことだと思うがね」

 ユーベでも着実に得点を積み重ねているC・ロナウドは、自身こそバロンドールにふさわしいことを証明しようと意気込んでいるのかもしれない。
 
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