「言いたいことは色々あると思うけど…」ポドルスキが“大荒れ”の清水戦をSNSで語る

2018年11月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

時計の絵文字付きで大幅に伸びたアディショナルタイムをアピール。

心にある本音をグッと堪えるようなSNSを発信したポドルスキは、最終節へ力強い意気込みを語っている。 (C) Getty Images

 11月24日に開催されたJ1・13節の清水エスパルスとヴィッセル神戸の一戦は、試合終盤に"大荒れ"の展開となり、後味の悪さが残る結末を迎えた。

 互いに点を奪い合い3-2と神戸が1点をリードした後半アディショナルタイムに問題は起きた。表示された4分は、負傷者の続出などにより中断したため、大幅に延長されると、13分過ぎに清水のGK六反勇治がヘディングシュートを決めて3-3の同点となった。

 しかし、このゴールの後、神戸のストライカー、ウェリントンのハードチャージによるファウルをきっかけに両軍の選手がエキサイト。とりわけ2度目の警告で退場を宣告されたウェリントンは激高し、審判に詰め寄り、さらに仲裁に入った六反を投げ飛ばして、チームメイトたちになだめられながらピッチを後にするという始末だった。

 乱闘騒ぎの余韻が残り、スタジアム全体がざわめくなか、試合は3-3で終了となったが、その激闘から約5時間後、「今日は本当に厳しい戦いでした!」とSNSで振り返ったのは、神戸のルーカス・ポドルスキだ。

 乱闘騒ぎの際に、清水のスタッフと一触即発の睨み合いともなっていた神戸のキャプテンは、「何が起きたかはみんなも観ていたと思うし、言いたいことは色々とあると思うけど、そこはグッと堪えて!?」と、約20分と大幅にプラスされたロスタイムを示すような時計の絵文字付きでツイートした。

 今回の騒動に対して何かを言いたげなつぶやきを行なったポドルスキだが、最後は、「僕たちの目標は達成することが出来なかったけど、それでも最後まで素晴らしい応援をしてくれているファンの為に最後まで全力で闘い続けよう!前へ前へ」とキャプテンらしくチームを鼓舞するように締めている。

 この試合の結果により、勝点を「42」としてなんとか今シーズンのJ1残留を決めた神戸。乱闘騒動による後味の悪さを払拭する意味でも、本拠地で行なわれるベガルタ仙台との最終節はきっちりと勝って終わりたいところだろう。

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