岡崎慎司、プレミアのコスパ最強FWのトップ3に! 気になる1ゴールあたりの金額は?

2018年11月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

コスパ最低選手は?

レスターで奮闘する岡崎慎司。そのコスパの良さは名うての実力者が揃うプレミアでも屈指だ。 (C) Getty Images

 日本サッカー界を代表する点取り屋、岡崎慎司は、優良戦力であることが今回、あるデータから判明した。

 現地時間11月20日、ブックメーカー『bwin』は、アメリカをルーツとし、英国や日本、そのほかの国でも急速に取り入れられている大規模なセール「ブラックフライデー」にちなんで、独自にイングランドでプレーする選手たちの「お買い得度」を算出。細かい部門ごとにランク化されている。

 同ランキングは、過去5シーズンの夏の移籍市場でイングランドのクラブに加入した選手を対象としたもので、岡崎は「ゴールまたはアシスト1点あたりのコスト」で3位に選ばれたのだ。

 このランキングの1位は、ボーンマスに所属するイングランド人FWジョシュア・キング。1点あたりに約14万1000ポンド(約2044万円)の価値がつき、"コスパ最強"のストライカーとなった。

 2位は、ニューカッスルで武藤嘉紀とコンビを組むスペイン人FWのアジョセ・ペレスで、1点あたり約41万3000ポンド(約5988万円)。そして、岡崎は1点につき約98万8000ポンド(約1億4326万円)の価値で堂々の3位にランクインを果たした。

 逆に最もコストパフォーマンスが悪いストライカーは、チェルシーのアルバロ・モラタだった。2017年の夏からプレミアリーグに挑戦しているスペイン代表FWの、ゴールまたはアシストの1点あたりの額は、約440万ポンド(約6億3800万円)とかなりの高額となった。

 ただ、上には上がいる。全体のワースト選手となったのは、MF部門で選ばれたマンチェスター・ユナイテッドのポール・ポグバだ。

 2016年の夏に8900万ポンド(約129億500万円)というエポックメーキングな金額で古巣へ舞い戻ったフランス代表も、満足のいく活躍はできておらず、1点に870万ポンド(約12億6150万円)というコスパの悪さが際立っている。

 ちなみに1992年の発足以来、プレミアリーグで最もコスパの良いFWは誰なのかも、 『bwin』は算出している。数多くのストライカーが名を残してきたなかで選ばれたのは、1990年代から2000年代前半に活躍した元イングランド代表FWのケビン・フィリップスだ。

 1999-2000シーズンにアラン・シアラーやティエリ・アンリといった名手たちを抑え、1シーズンに30ゴールを叩き出して得点王に輝いたこともあるフィリップスについた額は、たったの9836ポンド(約142万6220円)。当時は昨今のような移籍金の異様な高騰もなく、その価値基準に差異はあるとはいえ、代表にまで登り詰めたストライカーの価値としては驚きだろう。
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