【天皇杯】鹿島が21冠目に前進!土居のミドルで甲府を下し、2年ぶりに4強進出。準決勝は12月5日、決勝は9日に前倒しに

2018年11月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

粘る甲府を突き崩した土居の鮮烈ミドル!

土居が貴重な決勝弾!わずかな隙を見逃さずにゴールを射抜いた。(C)SOCCER DIGEST

[天皇杯・準々決勝]鹿島1-0甲府/11月21日/中銀スタ
 
 天皇杯準々決勝の鹿島アントラーズ対ヴァンフォーレ甲府が21日、山梨中銀スタジアムで行なわれ、鹿島が1-0で勝利を収めた。
 
 前半は甲府が果敢に攻めてチャンスを作るも、最後の局面で身体を張る鹿島の守備を崩しきれない。一方の鹿島も目立った決定機はなく、ほぼ互角の展開でハーフタイムを迎えた。
 
 後半に入ると、甲府が57分に右サイドを崩して決定機を創出。シュートはGKクォン・スンテに防がれたが、直後のCKでも鹿島DFに競り勝ってヘディングシュートを見舞うなどゴールに迫る。
 
 対する鹿島は70分にセルジーニョを投入し、攻撃のギアを上げた。すると76分、カウンターで一気に攻め込み、永木亮太のパスを受けた土居聖真が右足を一閃。巧みにコントロールされたミドルが、クロスバーに当たってゴールに吸い込まれた。
 
 結局、このゴールが決勝点になり、鹿島が1-0で勝利。優勝した2016年大会以来、2年ぶりとなる天皇杯4強進出を決めた。先日のアジア・チャンピオンズリーグに優勝し、クラブ通算20冠を達成した鹿島は、21冠目の獲得に一歩前進した。
 
 この結果、準決勝は12月5日、決勝は9日に前倒しに。これは、鹿島がアジアチャンピオンとして出場するクラブワールドカップ(12月12日~22日)の日程を考慮しての措置だ。
 
 鹿島は天皇杯の準決勝で浦和レッズと県立カシマサッカースタジアムで対戦。もうひとつのカードでは、ベガルタ仙台とモンテディオ山形がユアテックスタジアム仙台で激突する。
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