「ブンデス軍団が日本の勝利を確実に」独メディア、そして所属チームが大迫勇也と原口元気の活躍に大はしゃぎ!

2018年11月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

原口はFK、大迫は北川航也のアシストでゴールを決めた

ともにブンデスリーガで奮闘中のふたり。 大迫写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部) 原口写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 日本代表は11月20日、キリンチャレンジカップ2018で、年内ラストマッチとなるキルギス戦に臨み、4-0で勝利を収めた。このうち2点はブンデスリーガでプレーする原口元気、そして大迫勇也によるものだ。

 ドイツ紙『Freie Presse』は「原口元気と大迫勇也のふたりが出場したキルギス戦で、日本代表は4-0と大勝した。3万8353人の観客の前で、ふたりはそれぞれ1ゴールずつ決めてみせた。結果、日本代表がロシア・ワールドカップ後に挑んだ5試合で4勝するという素晴らしい成績に貢献している」と絶賛。また、ドイツのスポーツ専門サイト『SPORT.DE』も「ブンデスリーガ軍団が日本の勝利を確実なものにした」と讃えた。
 
 ふたりの活躍には、各々の所属チームもすぐさま反応。大迫が所属するブレーメンは試合前にインスタグラムで「ユウヤの姿をどうぞ」とエール替わりに日本代表のスーツを着用した大迫の写真を投稿。地元サポーターからは応援のコメントが多数寄せられた。また、ゴールを決めるなり「すごいぞユウヤ!さすがです」とJFAの投稿を引用し、かつ「大迫半端ない」のタグ付きで投稿し、絶賛した。

 また、原口が所属するハノーファーも「我らがアグレッシブマンが代表戦でFKを決めた!2-0でリードしています!」と誇らしげにサポーターにアピール。所属選手の活躍に胸を躍らせた。

 59分に大迫がピッチに投入され、先発出場しながらも72分に原口がピッチを退いたため、"競演時間"こそ短かったが、「ブンデス戦士たちはともに果敢に戦った」(『Spots.de』)と評されている。ロシア・ワールドカップを経験し、ドイツの地で戦い続けるふたりの存在感は、若手が台頭する代表においてもなお、無視できないものがある。

 ドイツではふたりのほかにも香川真司、浅野拓磨、久保裕也ら、日本代表に招集された経験のある選手たち、そうではない選手たちも多くプレーしている。今後ふたたび、さらなる"ブンデス軍団"が日本代表を勝利に導く日も来るのかもしれない。
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