中島翔哉のプレースタイルはFC東京時代から変わったのか。“元同僚”室屋成の答は?

2018年11月20日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

中島は「ポルトガルのサッカーに合っている」

得意のドリブルで存在感を示した中島。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 2018年11月20日、豊田スタジアムで行なわれたキルギス代表とのキリンチャレンジカップは4-0で日本代表の勝利に終わった。なかでも後半途中から出場して相手の守備網を切り裂いた中島翔哉のドリブルがこの日も印象的だったが、FC東京時代のチームメイトでもある室屋成にこのテクニシャンのプレーはどう映っていたのか。
 
 それが気になったので、試合後、「FC東京時代と比べて、中島翔哉選手が変わったところはありますか?」と質問を投げてみた。
 
 すると、室屋は少し頬を緩めながら「(今日の試合も)変わってないなと思いながら観ていました(笑)と答えた。

 
 中島はFC東京に在籍していた時もボールを持ったらとにかく仕掛けるタイプだった。抜群のテクニックと優れたボディバランスで相手を翻ろうし、そのままドリブルでシュートまで持ち込むシーンは幾度もあった。組織で崩すよりも個人技で局面を打開する彼のスタイルは、室屋曰く「ポルトガルのサッカーに合っている」という。
 
「ポルトガルで結果を残しているから代表でも自由を与えられている。Jリーグは組織的なチームが多いリーグだから、翔哉みたいな選手よりもハードワークできるような、組織的に守れるようなプレーヤーが重宝されるかもしれないけど、(ポルトガルと日本で)そこの違いはあると翔哉も言っていました」
 
 FC東京時代よりも今の中島のほうがイキイキしているように見えるのは、果たして記者だけだろうか。
 
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)

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